『www.jarchive.org』 の注目エントリー
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オタクがつい「一般人にも受ける」と思ってしまう作品の傾向。 (bett... www.jarchive.org
オタクがつい一般人(ここでは広く非オタクをいう)にも受けると思ってしまう作品の傾向を考えていた。『あずまんが大王』はギリギリ、『よつばと!』は結構大丈夫だと思っている、と思う。というか受けてる場面を実際見たことがあるので成功例なのだが(引いてる場面も見たことがある)、今回は実際に受けるか受けな... 続きを読む
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「80's的なダサさは狙ってやってる」(談)。 (better) www.jarchive.org
そういえば想い出波止場の入手困難なアルケミー時代の初期作品が一挙に再発されることはご存知の通りだが、東京ロッカーズの現場側からのドキュメントとして知られる地引雄一著『ストリート・キングダム』がDVD付で復刊することもご存知の通りだが、リザードの全音源をまとめたボックス・セットが来年出ることもご... 続きを読む
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2008年11月の文学フリマに出すミニコミについて。 (better) www.jarchive.org
ということで文学フリマに出すというミニコミの話ですが! 書名:『Hang Reviewers High』 著者:ソメル デザイン:戸塚泰雄(nu) その他全部:ばるぼら サイズ:A5 x 72p 価格:500円 売り場:文学フリマ会場二階 B-33 となっています。「ピアノ・ファイ... 続きを読む
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AVパッケージの文字組。 (better) www.jarchive.org
BRAINZで第1回の授業受けた人向けの補足です。具体的に最近のデザインを見てみるといいです。最近のAV(DVD)はネットでパッケージが見られるから説明がしやすい。リンク先の販売サイトで画像をクリックすると拡大できます。18禁だよ。 ■DREAM TICKET 文字の詰め方がギッチギチのタイ... 続きを読む
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筑紫A丸ゴシック-Bはよさげ。 (better) www.jarchive.org
フォントワークスの新書体情報2008-10-01を見たら、すごいのが出てましたね。何がって「筑紫A丸ゴシック-B」「筑紫B丸ゴシック-B」。 ↑これ、明らかに写研の「中丸ゴシック体(MR)」を意識してますよね。(以下、画像は『デイブレイク書体見本帳』より) ここ十数年の雑誌デザインのスタンダー... 続きを読む
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評判を共有するのが評論か。 (better) www.jarchive.org
「評論」について思いだせる範囲で書くと、1981年1月に出た音楽ミニコミ『ミュニオン』掲載の「触発/ロック評論の腐敗」というインタビューで、高沢正樹氏がこう話していた。 ──評論の腐敗みたいなことに関して言えば、“こう感じた”ことに対する論理的解明をさほど望んではいないでむしろ“こう感じた”と... 続きを読む
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スタンダードは可能か。 (better) www.jarchive.org
「最近の若者は車に対する関心が減っている」という話を聞くたびに、ワタシはスタンダードとは何かを考える。車を所有することが若者の間で流行していた時期を知っている人は、車というものはこれからの若者にとっても永久不変の存在になっていくのだ、ということを信じていたのだと思われる。つまり車は若者のスタン... 続きを読む
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「おたくポップス」とは何だったんだろう。 (better) www.jarchive.org
体調悪くて古い『宝島』をダラダラ読んでいたのだが、1990年5月9日号のCDレビュー欄にこんな文章があった。ソフト・バレー『ドキュメント』について。 今年初め、ちわきまゆみに誘われてライヴを見て以来、TMでもおたくポップスでもないデジタル・ビートをやる、数少ないバンドのひとつとして、このトリオ... 続きを読む
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東京!ビザール!ボンデージ! (better) www.jarchive.org
な・ん・と! 安田理央さんが「TOKYO BIZARRE」の映像をYouTubeにアップしてる! 全人類必見だ! リンク先に解説があるのでそれを読めば済むのだが、ゴールドマンというAV監督が1989~1990年に撮った作品で、ワタシが2月に円盤でやった5時間イベントでも最初に流した。人間の物質... 続きを読む
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カルチャー雑誌を買う時の自意識。 (better) www.jarchive.org
『Quick Japan』でも『STUDIO VOICE』でも何でもいいのだが、昔からカルチャー雑誌には“典型的な読者”というのがいて、それはどういう読者かというと、「こんなの全然ダメだ」と文句を言いながら買う読者である。こういう層はほとんど想定の範囲内で、そう言いながら「おさえておく」ために... 続きを読む
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『リアルのゆくえ』は。 (better) www.jarchive.org
読んだ本について感想を書くことは滅多にしていないつもりなのだが、縁あって本を頂いたのでたまにはウェブにメモ書きを残してみる。だからといって本を読解するわけではない。 本書は大塚英志(1958年生)と東浩紀(1971年生)の対談集で、全部で四つの章に分かれている。順に「消費の変容(2001年4月... 続きを読む
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お金をあげたくて仕方ない人募集。 (better) www.jarchive.org
ばるぼらさんにお金をあげたくて仕方ない人いませんか!大募集です!驚異的にお金がありません!年末に向けて原稿とか大バーゲン中!!!111 「本出したじゃん」とか言われるのだが、入る予定のお金を前借で本作るから、本出しても前借の返済でキレーサッパリに消えるのですよ。みんなどうやって儲けてるのだろう... 続きを読む
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アジアの僧たちは、絵に描き手の名を記さない。 (better) www.jarchive.org
先々週、「座談会 UGCの可能性を考える」を読んで、これはなるほど欧米とアジア諸国の宗教観の違いなのではないかと思った。以下は『たて組ヨコ組』11号(1986年冬号)に載っていた「「万物照応」する世界を見る」(杉浦康平)という記事の一説だが、こういう感覚を尊ぶ血は非常によく分かる。 興味深いこ... 続きを読む
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アンビエント・コミック続報。 (better) www.jarchive.org
先週、「『ふら・ふろ』を買って前にブックオフでやったことを思いだす。」というエントリーで、“「アンビエント・コミック」(大した事件の起こらない空気のようなマンガ、ワタシ命名)”と書いたのだが、SLN:blog*に「アンビエント漫画のススメ」というエントリがあがってて、なんだみんな思いつく用語な... 続きを読む
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どこに10万人の宮崎勤がいたのか? (better) www.jarchive.org
少し前に見たものの、見た時は死ぬほど忙しかったのでスルーしていた記事をもう一度考える。 「10万人の宮崎勤」伝説はどこまで真実か ここに10万人の宮崎勤がいます 都市伝説 宮崎勤が逮捕された直後のコミケをレポートしたテレビ番組が「ここに10万人の宮崎勤がいます!」と言ったとされる話は本当なの... 続きを読む
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創作と著作権は関係ない。 (better) www.jarchive.org
創作が「新しくモノを作り出す行為」だとして、著作権は「著作物をコントロールする権利」とすると、YouTubeやニコニコ動画で広く知られるようになった、動画のコラージュ/パロディ行為である「MAD」は著作物なのかどうか?という疑問の回答は「MADは創作物であるが著作物ではない」となるだろう。作者... 続きを読む
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最近買った本、2009年1月。 (better) www.jarchive.org
最近は忙しかったのと寒いのとで本屋巡回をサボっていたのだが、一ヶ月ぶりに中野ブロードウェイに行ったので、ちゃちゃっと買い物してきた。以下買ったもの。 『ontonbon』 ネットショップのontonsonのCDレビュー部分をまとめて一冊にした音楽ガイド本。結構この辺のジャンルってまとめて読め... 続きを読む
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マンガの台詞の写植についてのメモ。 (better) www.jarchive.org
そういえばこの前、仕事で参考にするために写研のフォント見本帳を出版社の人に借りてきたのだが、面白いメモ書きが貼ってあったのでスキャンしてみた。 大雑把に説明すると、写研というのは、印刷用の文字組みシステムを作ってる会社。写植(写真植字)というのはそこが使ってるフォントのこと。DTPの流行で廃れ... 続きを読む
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相対的価値が減少傾向にあるものごと。 (better) www.jarchive.org
外食をした時に、食べ物の写真を撮っている人を見かけたことがある人も多いと思う。彼らの中にはこっそりやってる人もいるし、堂々とシャッター音を店内に響かせて撮る人もいる。その写真の使い道はさておくとして、堂々とやっている人達の感覚は、おそらく「お客だから=お金を払うのだから写真を撮ってもいいでしょ... 続きを読む
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東西南北が分からなくなったら「北」の字を思いだす。 (better) www.jarchive.org
北を上にしたら、下が南だということは、まあ分かる。対で覚えているから。しかし東と西は手掛かりがなくて困ってしまう。というか小学生の頃はよく困った。 なので東西の覚え方として、「北」の字を思いだすといいよ、と教えられたことがあり、それが覚えやすかった。つまり「北」の字には右側に「ヒ」があるので、... 続きを読む
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吉田豪著『バンドライフ』で、大槻ケンヂが話しているミニコミについ... www.jarchive.org
4月に出た吉田豪著『バンドライフ』を今更読んだのだが、非常に面白かった。簡単にいえば、主に80年代後半~90年代初頭のバンド・ブーム期に活躍したミュージシャン20名にインタビューしている本である。というかサブタイトル「バンドマン20人の音楽人生劇場独白インタビュー集」がズバリ著わしているのだが... 続きを読む
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国会図書館はいいんだけど。 (better) www.jarchive.org
唐突だが国会図書館は素晴らしい。ワタシはここ二ヶ月、開いてる日はほぼ毎日通っている。知り合いにもたまに会うが、皆一様に熱心で本を読むのに集中している。当然だ。 国会図書館とはかなり気が合う。合わないのは大宅壮一文庫で、早くあそこは国会図書館が引き継げばいいのにと思う。金を取るのは構わないが金を... 続きを読む
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ベスト100は誰のベスト100なのか。 (better) www.jarchive.org
ワタシはベスト100という企画が大好きなので、「史上最強のアルバム・ランキング ロック・ベスト100」を特集している2008年5月号の『PLAYBOY』はすぐに買った。そしてすぐさま中身をチェックし、1位が『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967)... 続きを読む
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桁数の認識に対して、随分と差がある。 (better) www.jarchive.org
どうも皆、オリコンチャートの年間売り上げや、電車で見かける「XX万部突破!」というベストセラー広告に毒されて、売上というものを5桁から考える癖がついているように思う。たしかに本当にメジャーな会社はそれが当り前でもいいのだが、日本中のほとんどの音楽も書籍も、4桁以下が常識である。これは頭に叩き込... 続きを読む
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知っているから書いただけ。 (better) www.jarchive.org
ワタシはサイトに何かを書いたからといって、それら全部について殊更興味があるとか好きだとかいうわけではないのだ。大抵の場合、単に知っているから書いているだけである。アフィリエイトのリンクを張りたいがためだけに書かれる紹介文が世の中には腐るほどあると思うが(全然構わない)、まるでワタシが純粋な好み... 続きを読む
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エレクトロは嫌だ、エモも嫌だ。 (better) www.jarchive.org
なんか最近は何を聴いても中田ヤスタカみたいな音楽ばっかりで、打ち込み系はしばらくダメなんじゃないかと思い、しかしバンドに目を向ければ、バンドはバンドでエモ、エモ、エモ!でやはり退屈である。今エレクトロ・ハウスとエモ以外の音楽を聴きたい人が少なくないのではないかと思う。そんなことはないのかな。と... 続きを読む
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自己実現回避という現象を想像する。 (better) www.jarchive.org
「成功」のハードルを高く設定しすぎて、身動きが取れなくなっている人を想像する。才能があり、能力は高い。しかしその高さに見合う評価を「どうやって」受けようかというところにハードルを立ててしまう人だ。 例えば、自分から売り込むのはしたくない。「自分から売り込んで、仕事を回してもらって、能力を示して... 続きを読む
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データを集めたりまとめたりなんて。 (better) www.jarchive.org
「すえひろがり」という漫画家さんについてWikipediaに投稿。検索すると有名なようだが、ワタシはこの人の漫画を読んだことがなく、3時間までその名前すら満足に知らなかった。が、たまたま手元にあった雑誌に載っていたので決定、書けそうだったので書いてみた。詳しい人は修正してください。→すえひろが... 続きを読む
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90年代から00年代への移り変わりとライフスタイルの変容。 (better) www.jarchive.org
屋根裏.tvを見ていて、なぜかいま松屋銀座でターシャ・テューダーの展覧会が行われるようだ。ターシャ・テューダーって話題になったの結構前じゃないのか、と一瞬思ったが、そういう前とか今とか後みたいな感覚こそ前時代のものなのだと思い直して反省する。 ライオット・ガールとフェミニズム運動からカウンター... 続きを読む
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鈍感という才能、を考える。 (better) www.jarchive.org
最近なぜか、精神的に疲れてる人達の相談を受ける。その人達に共通するのは精神が敏感すぎることである。あまりにも当り前なのでかける言葉に苦しむ。センシティヴな人はその分傷ついてしまうし、ストレスに押し潰されてしまう。今の世の中でまともに生きていけるのは精神が鈍感な人だけなのだ。 鈍感というと何か悪... 続きを読む
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「自分に自信を持て。ただし持ちすぎるな」ということか。 (better) www.jarchive.org
古くから「内在批評(印象批評)」VS「外在批評」のような構図で議論が重ねられており今更ではあるが、ある作品があった時、受け手はどのように作品を鑑賞し、どのように感想を持てばいいのか。「好きなように感じればいい」は大前提であって、どのようにして好きなように感じればいいのか、である。言葉上では倒錯... 続きを読む
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サブカルチャーの歴史 - www.jarchve.org www.jarchive.org
サブカルチャーの歴史:箇条書き編 これは70年代の項を書いている途中で時間がなくて止まっています。ちょっと足しました。(2008-05-03) 超前提 Thomas Parsonsによる概念「youth-culture(青年文化)」は1930年代のアメリカ都市部中産階級の青年文化の調査時に生ま... 続きを読む
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文字の応用例 - ミニコミとデザイン www.jarchive.org
文字の応用例 デザイナーズ・リパブリック風。「Helvetica Bold」で行間・文字間はキツめ。単語と単語の間にはスペースを措かず、かわりに単語の頭文字を大文字にする。nendoやPower Graphixxをはじめフォロワー多数。スイス・タイポグラフィの系譜といえる。 リトルプレス風。見... 続きを読む
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『世界のサブカルチャー』(翔泳社) www.jarchive.org
入手方法 全国の書店で購入可能ですが、大きい本屋でないと売ってないとの情報もあります。ウェブ上からは以下のサイトで購入可能なようです。 SEshop.com Amazon.co.jp bk1 セブンアンドワイ 楽天ブックス cbook24 Lilmag 関連情報 屋根裏 監修者のブログです(定... 続きを読む
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『電子雑音』の編集後記を読み直す。 (better) www.jarchive.org
『電子雑音』3号(1999年)が出てきたのでパラパラと読み直す。デンザツはMSBRの田野幸治が編集していたノイズ専門誌で、田野さんが亡くなってから出なくなってしまった。結局モノは情熱を持った一人によって作られるのであって、手伝いが何人いようとも無駄なようだ。それはさておき、3号の編集後記にこん... 続きを読む
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Goddess in the Morningを聴いたことがあるだろうか。 (better) www.jarchive.org
« 飲み会ではない、食事会だ。 | メイン | 海外で評価されてるから、どうだったのか。 » Goddess in the Morningを聴いたことがあるだろうか。 そういえば円盤でやった5時間イベントでGoddess in the Morningを流したら一部で好評だった。80年代日本のノ... 続きを読む
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成長しないって約束、した覚えなんてない。 (better) www.jarchive.org
岡村靖幸が三度目の逮捕らしい。善悪その他色んなものを無視してあえて言わせていただくと、ビートルズ時代、ジョン・レノンがLSDを浴びるように摂取していた時に「She Said, She Said」という名曲を残しているのだが、もしドラッグなしにあの曲が生まれなかったのなら、アーティストの能力を限... 続きを読む
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better www.jarchive.org
ソフトロックの定番Peppermint Rainbow『Will You Be Staying After Sunday?』がイギリスのRevolaからまたもや再発となった。2005年にアメリカから一度CDで再発されたが、今回はアルバム未収録の5枚のシングル音源が追加されたコンプリート盤、とい... 続きを読む
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ポスト・フラットのはなし その3 (better) www.jarchive.org
ポストフラットを説明するのに、少しだけ確認しておかなくてはいけないフラット型社会──くり返すが現代のこと──の特徴がある。それは「大きな物語」と呼ばれるような思考、「何かが始まると何かが終わる」という価値観が適応できない出来事が多くなってきていることだ。 というのは、フラット化を目指している現... 続きを読む
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1999年以降、「流行」は流行っていない。 (better) www.jarchive.org
例えばなぜ雑誌が売れないのかを考えると、考えられるのはインターネットの影響である。雑誌の速報性はネットの速報性に敵わないというのは最もだし、雑誌で知れるような情報は今時ネットで無料で入手できるというのも全くだ。 例えばなぜCDが売れないのかを考えると、かつてはCDに使っていたお金がケータイの基... 続きを読む
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面白さを言葉にする方法 - www.jarchve.org www.jarchive.org
面白さを言葉にする方法 これは批評・評論の書き方というより、感想・解説の書き方です。 前提:「面白さ」が「つまらなさ」に比べて語りづらい理由 なぜ「つまらなさ」に比べて「面白さ」は語りづらいのか。「つまらなさ」を語る事は、そう思わない他者からの反発を招きやすい。その予想される反発に対して、自分... 続きを読む
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おとぎばなし: 2007年に聴いたCD www.jarchive.org
毎年恒例行事として2007年に聴いてよかったCDを挙げておきます。ベスト10ではありません。順不同。 yoga'n'ants『Bethlehem, We are on our own』 あらゆる方面の人に自信を持って薦められるアルバム。自分の周りではコレ聴いて反応しなかった人は今の所いない。... 続きを読む
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URLランキングをPerlで作る方法 www.jarchive.org
URLランキングサイトとは、多くのサイトを巡回し、リンクを抜き出して多い順に並び替え表示するサイトです。リンクが多く張られている(=話題となっている)ニュースをランキング形式で一望できる便利なサイトです。「blogdex」というサイトがありましたが、現在は停止中です。現時点で稼動している類似サ... 続きを読む