blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000 の新着エントリー
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ロンブローゾ『男性犯罪者』 - 身体・病気・医療の社会史の研究者に... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、ロンブローゾ『男性犯罪者』をチェックする。文献は、Lombroso, Cesare, Criminal Man, translated and with a new introduction by Mary Gibson and Nicole Harn Rafter (Durha... 続きを読む
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反健康 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌 - Yahoo!... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
送られてきた新刊の案内のイントロがウェブ上にアップされていたので、喜んでそれを読む。文献は、Metzl, Jonathan M. and Anna Kirkland, eds., Against Health: How Health Became the New Morality (New Y... 続きを読む
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精神医学の悪用―黒人奴隷の「逃亡狂」 - 身体・病気・医療の社会史... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、精神医学の悪用として最も悪名高い、アメリカ南部の医者が黒人奴隷が自由を求めて逃亡するのを「逃亡狂」(drapetomania) として精神病とした記述が現れた文章を全文読む。文献は、Cartwright, Samuel A., “Report on the Diseases an... 続きを読む
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悪魔祓いのマニュアル - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、16世紀の悪魔祓いのマニュアルを読む。文献は、Menghi, Girolamo, Devil’s Scourge: Exorcism during the Italian Renaissance, translation, introduction and commentary ... 続きを読む
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大正期の犯罪精神病―「殺人狂榊○鹿○郎」 - 身体・病気・医療の社... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、大正期に殺人事件を起こし、精神病を理由にして免訴になり、最終的に精神病院の内部で自殺した患者についての詳細な記録を読む。兵頭晶子『精神病の日本近代』が発掘した貴重な事例のひとつである。文献は、山本友香「所謂殺人狂榊○鹿○郎の病歴」京都帝国大学医学部精神病学教室編『今村教授還暦祝賀... 続きを読む
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移民と資本主義と精神病院 - 身体・病気・医療の社会史の研究者によ... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、移民と精神病院の関係を資本主義にからめて実証歴史研究をしようとした論文をチェックする。文献は、Adair, Richard, Joseph Melling and Bill Forsythe, “Migration, Family Structure and Pauper Lun... 続きを読む
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長い「性の革命」 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、2世紀間にわたるイギリスの性と避妊の歴史を通じて、「性の革命」を論じた書物を読む。文献は、Cook, Hera, Long Sexual Revolution: English Women, Sex, and Contraception 1800-1975 (Oxford: Ox... 続きを読む
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アメリカの優生学と公衆衛生 - 身体・病気・医療の社会史の研究者に... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、アメリカの優生学と公衆衛生の重なりあいについて論じた論考を読む。歴史のプロというより、公衆衛生関係者一般に向けて書いたものだから、実証が甘い話はあるけれども（というより実証がそもそもできない水準に議論を設定した部分すらある）、そのせいか、かえって面白いことを言っている。文献は、P... 続きを読む
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『病院の世紀』 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌 ... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、近代日本の医療の歴史をおおづかみで捉えた著作を読む。文献は、猪飼周平『病院の世紀の理論』（東京：有斐閣、2010）。これから少なくとも10年間か20年間は、日本の医療史を論じるときに必ず参照しなければならない重要な著作である。 国際比較が基本にあって、そこで理論的な概念装置を鍛え... 続きを読む
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金森修『生政治の哲学』 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
生権力、生政治というフーコーとともに有名になった概念を、現代思想の中により広範に位置づけた書物。アレント、ネグリ、アガンベンなどの現代思想の大物における生政治を概念を取り出し、一方で、それとは異質な「パラ生政治」という自然主義的な問題の立て方とも対比させている。特に、アガンベンの「ゾーエー論」... 続きを読む
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爆発する閉経女性（笑） - 身体・病気・医療の社会史の研究者による... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、更年期の歴史書を読む。文献は、Foxcroft, Louise, Hot Flushes, Cold Science: a History of the Modern Menopause (London: Granta Publication, 2009). この書物は一般向けに... 続きを読む
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カリフォルニアのロボトミー - 身体・病気・医療の社会史の研究者に... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、カリフォルニアの州立精神病院における治療法、特に電気ショックとロボトミーについての研究書を読み直す。文献は、Braslow, Joel, Mental Ills and Bodily Cures: Psychiatric Treatment in the First Half o... 続きを読む
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薬物依存症の歴史 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、女性に焦点を当てたアメリカの薬物依存症の歴史の研究書を読む。文献は、Kandall, Stephen, Substance and Shadow: Women and Addiction in the United States, (Cambridge, Mass.: Harva... 続きを読む
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戦前日本のコカイン産業 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
戦前日本のコカイン産業についての研究論文を読む。文献は、Karch, Steven B., “Japan and the Cocaine Industry of South East Asia, 1864-1944”, in Paul Gootenberg, Cocaine: Global H... 続きを読む
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ルネッサンスとクリトリス - 身体・病気・医療の社会史の研究者によ... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
必要があって、ルネッサンスのクリトリスをめぐる古典的な論文を読む。文献は、Park, Katherine, “The Rediscovery of the Clitoris: French Medicine and the Tribade, 1570-1620”, in David Hillm... 続きを読む
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医学とオノマトペ - Yahoo!ブログ blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
学会の口頭発表で、衝撃で打ち震えるような独創的な視点を学ぶ。 論文は守山恵子「口述筆記の医学書に見られるオノマトペ − 『蕉窓雑話』を中心に −」平成19年度日本医史学会秋季大会（2007年11月・長崎）この報告を聞き始めたとたんに、私は思わずこぶしでテーブルを叩いた。 私が考えても見なかった... 続きを読む
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私宅監置の写真 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌 ... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
大正期の日本の私宅監置 いわゆる座敷牢の図面と写真。 上から「良いもの」「普通のもの」「悪いもの」となっている。 一番下の「悪いもの」の写真には、中に閉じ込められた人の手が写っている。 いやに高級感が漂う檻や、檻の仲から破顔一笑する患者など、本当に月並みで申し訳ないが、シュールリアルというしかない。 続きを読む
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人肉食が梅毒を生んだ - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
未読山の中から、16世紀の梅毒の起源に関する一説を分析した論文を読む。文献はEamon, William, “Cannibalism and Contagion: Framing Syphilis in Counter-Reformation Italy”, Early Science and... 続きを読む
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島根の狐憑き blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
妙な話だが、コレラの準備で、島根の狐憑きの古典的な報告を読む。文献は島村俊一「島根県下狐憑病取調報告」『東京医学会雑誌』6(1892), 699-705, 769-778, 981-986, 1049-1055, 1141-1146, 7(1893), 124-128, 233-236, 46... 続きを読む
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Yahoo!ブログ - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌 - ... blogs.yahoo.co.jp:akihito_suzuki2000
自殺のリサーチより、今日は画像の紹介。文献は、矢野春利「日本の縊死百二十四例ニ就テ予ガ法医学的ノ研究」『国家医学雑誌』No.410(1921), 109-124. 法医学の論文で、縊死の死体があったときに、自殺と他殺を見分けるための心得を、自身が実地に見た例を元に議論した論文。姿勢や顔色（「... 続きを読む
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