「”報道あまりしてない”ステーション」小説家・深町秋生さん『大谷偏重』のニュース番組に皮肉「私もオオタニのファンだけど…引いた」 2024年2月15日 17時07分 「果てしなき渇き」などの作品がある小説家の深町秋生さんが14日夜にX(旧ツイッター)を更新。テレビ朝日系で放送された「報道ステーション」が、政治とカネがテーマの集中審議を行った国会論戦を超える長さでMLBドジャース大谷翔平選手のキャンプ関連情報を伝えたことに「”報道あまりしてない”ステーションとでも改名した方がいい」などと皮肉を込め私見を述べた。 「私はテレビっ子なので『報道ステーション』を見てしまったが、大谷翔平のキャンプの様子を延々伝えた後、5分ほど国会と裏金問題を放送してた。”報道あまりしてない”ステーションとでも改名したほうがいいと思うけれど、テレ朝がドジャーズ開幕戦を放送するようで『宣伝ステーション』でもあるらしい」
1 葛尾静佳かつらおしずか巡査部長の瞼まぶたが重くなった。 ひどい睡魔に襲われて意識が遠のく。視界が暗くなったところで、運転席の的場公平まとばこうへいに肩を揺さぶられた。 「葛尾さん、ダメッす。寝だらダメッす」 「固かてえごど言うなや。少しだけ眠らせてけろ。五分ぐらいでいいがらよ⋯⋯」 「ダメですって。死んじまうべや」 的場に肩を激しく揺さぶられ、さらに平手で頰を打ぶたれる。 彼は軽く打ったつもりなのだろうが、高校時代はアマチュア相撲に情熱を燃やし、県警では体力を買われて機動隊にもいただけに力が有り余っている。頰の皮膚に高圧電流を流されたような痛みが走った。衝撃で首がねじれ、危うく唇を切りそうになる。 とはいえ、すっきり目は覚めた。的場が携帯ポットに入れたコーヒーをカップに注いだ。静佳たちがいるワンボックスカー内の温度は摂氏三度以下だろう。コーヒーからもうもうと湯気が立つ。 「これでもどう
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