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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/north2015 (4)

  • 特別だけど、唯一(ひとり)ではないあなた。アスカの物語としてのヱヴァンゲリオン新劇場版:破 - N.S.S.BranchOffice

    EVA, 映画一昨日くらいにもういちど『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を見てきました。二回目と言うことで、一回目には見えなかった要素が目に付いたり。あとは、目下放置中の(色んなところで議論が進んでいるみたいだから、基的には少し静観の構え。ただ、間違いの訂正は早めにしとかないとな……)な『サマーウォーズ』との関連とかも。その意味では、これはサマーウォーズにみる、世界のひろがりの関連記事である。あれの続きも、また書くけど、今日はエヴァのこと。以下、特に断り無くネタバレします。で、改めて見てみてだけど、なんか『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』と『サマーウォーズ』とには、大きな共通項がある、とやはり思いました。対極にある作品であるように捉えている人もけっこういるみたいだけど(エヴァ板とかで、どっちが面白いとかいうことをやっている人もいるし)。だから、今回は『サマーウォーズ』を補助線にしながら、『ヱ

  • サマーウォーズにみる、世界のひろがり - N.S.S.BranchOffice

    映画, はてなエコー『サマーウォーズ』を見てきました。事前に評判を聞いていたら、絶賛半分、難色半分、という感じで、まあいい映画ってのはたいていそんなもんかなと思いつつ視聴してきましたが……結論から先に書くと、とても楽しめました。リアルな田舎の風景があり、バーチャルなネットワークの風景があり、地縁と血縁でつながる大家族があり、ネットワークで接続される世界中の人々があり、泣かせるところあり、熱いところあり、ほのぼのするところありの、まさにてんこ盛り。まさに夏映画。でも、がちゃがちゃと組み立てられながらも決定的な破綻は起こらず、さまざまな要素が絡み合いながら最後の逆転の連続にぎゅっと収束していくところはさすが、という感じ。瑕疵はあったかな、とは思うけど、前作の『時をかける少女』と比べても、楽しめました。どんなふうであれ、楽しめた映画は(僕にとって)まずはいい映画です。時間があればヱヴァと同じよう

  • 不在の父と決断する女たち - N.S.S.BranchOffice

    はてなエコーこの文章が碇シンジよすこやかによみがえれ――経験不可能性と決断主義の克服についての試論――や「ゼロ年代の想像力」に対するカウンターパートになるか、といえば微妙だけれど、エヴァにおける父と子の構図を「決断主義者」と「ひきこもり」の構図として図式化するのはわかりやすいけどそれってほんとに合ってるの? 設定上の構図が持っているイメージだけで語ってないか。と思ったので少し書いておく。もしかするとそこで見落とされている論理展開について。不在の父について。それから決断する女たちについて。そこで思い起こされるのが宇野常寛の「碇シンジでは夜神月を止められない」――経験不可能性を受け入れたひきこもりは決断主義者にアプローチできない――という言葉である。だが、実際には「碇シンジでは碇ゲンドウを止められない」と読むべきである。碇シンジと対比されるべき決断主義者はまず彼が主人公であった「新世紀エヴァ

    nagaichi
    nagaichi 2009/01/24
  • 宮崎駿の夢+αである『ポニョ』、そのテーマについて - N.S.S.BranchOffice

    アニメ, はてなエコー, 映画ポニョの感想はホットエントリーに上がるとちょくちょく見てるんだけど、どうもid:guri_2さんの感想あたりについての話が騒がしい。ブックマーク数的に。読んでうーんと唸ったので、前回(宮崎駿向き映画『崖の上のポニョ』)の続きついでに書いてみる。ポニョ見て泣いた。これは宮崎駿が見てきた夢じゃないか。(元エントリ)id:guri_2氏の映画評に対する率直な感想どうにも長い記事なので、先に見通しを書いておく。書くことは、主に三点。まずは、個人のブログについて問われるべき発言責任の話。それからそもそも、id:guri_2さんの読みは誤読なのか、誤読であればどのくらい間違っているのか、という話(あるいは、id:aurelianoさんの誤読指摘はどれくらい合っているのかという話)。そして総合して、ポニョのプロットとかテーマとか宮崎はロリコンだよって話について、まとめる。以

    nagaichi
    nagaichi 2008/08/16
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