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イタリア電子書籍事情 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by シモーナ・スタンザーニ・ピーニ(詩文奈)(アニメ&漫画文化専門家) 1990年代からイタリアで日本漫画の翻訳家として仕事をはじめ、途中で米国ロサンゼルスのベンチャー企業でウェブの草創期に遭遇したり、ロンドンでコミュニケーション・デザインの修士号を取ったりして、その後に来日し... 続きを読む
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電子書籍が死んだなら « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 小関悠(IT研究者) 本を買ったとき、その本が死ぬことについて考える人はあまりいない。盗まれたり火事にあったり、あるいは誰かにあげたり売ったりしなければ、本はいつまでもあなたの下で生き続ける。日本の本は総じて品質が高いので、多少折れ曲がり、汚れ、黄ばんでも、読むことに支障は... 続きを読む
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出版に変化をもたらすツールとしてのIT « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by yomoyomo(雑文書き・翻訳者) O’Reilly Media というと、近年では Web 2.0 の提唱者であるティム・オライリーというビジョナリーを中心とするカンファレンス事業のイメージが強いかもしれませんが、一貫して質の高いコンピュータ関連書籍を生み出してきた出版... 続きを読む
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『本は、ひろがる』をBinBで刊行しました « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 昨日1月27日に、ボイジャーの新しい読書システムBinBをつかって、「マガジン航」のこれまでの200本以上の記事から7本を選んで編んだアンソロジー、『本は、ひろがる』を刊行しました。 PCあるいはMac、スマートフォンや各種タブレットのウェブブラウザ... 続きを読む
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iBook Authorは著者にとって朗報か? « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 大原ケイ (Lingual Literary Agency, NewYork) アップルは1月19日、ニューヨークで電子書籍リーダーソフトiBooksの新バージョンであるiBooks2と、マルチメディア電子書籍が簡単に作れるオーサリングツールiBook Authorを発表し... 続きを読む
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本を送りません宣言 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 岡本真(ACADEMIC RESOURCE GUIDE) 2011年4月18日の「揺れる東京でダーントンのグーグル批判を読む」という記事で、津野海太郎さんが紹介してくれている「saveMLAK」という活動に関わっている岡本真と申します。「マガジン航」には、2009年、201... 続きを読む
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電子書籍の「探しにくさ」について « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
2012年1月6日 posted by 林智彦(朝日新聞社) 紙版が100万部を突破、12のストアでほぼ同時発売された電子書籍版も空前の売り上げを記録した『スティーブ・ジョブズⅠ・Ⅱ』(講談社)。同書は内容のすばらしさもさることながら、「紙でも、電子でも」買える環境を新刊刊行と同時に広範に提供... 続きを読む
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人は本とどこで出会っているか〜新年に考える « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 新年あけましておめでとうございます。今年最初の「マガジン航」の記事を投稿します。 昨年11月にウォルター・アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』(Ⅰ、Ⅱ巻)が、紙の本と同時に電子書籍としても発売され、こちらでも多くの読者を獲得したことで、人々の生活... 続きを読む
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Kindle年内日本開店を見送り、来春以降へ延期 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 鎌田博樹(EBook2.0 Forum) 共同通信英語版は12月27日、アマゾンが日本でのKindleストアの年内開設を断念し、来春に延期したと報じた(以下英文毎日の記事による)。業界関係者によれば、小売価格の決定権を巡る出版社との交渉が難航しているのが理由という。現状では... 続きを読む
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『ケヴィン・ケリー著作選集』電子書籍化の意義 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by yomoyomo(雑文書き・翻訳者) EPUB版はiBooksなどで読める。 先月末、達人出版会から『ケヴィン・ケリー著作選集 1』(以下、本書)が刊行されました。 達人出版会は IT 系の電子書籍出版サービスですが、商品の価格が0円、つまり無料なのは本書だけで、それが多く... 続きを読む
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幻の小説「風流夢譚」を電子書籍化した理由 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 京谷六二(志木電子書籍) 電子書籍版「風流夢譚」 今から半世紀前、1960年12月号の雑誌「中央公論」に掲載された深沢七郎氏の短編小説「風流夢譚」は、以後、今日に至るまで海賊版を除けば活字化されたことはなく、いまやこの小説を読んだことのある人はほとんどいないどころか、そもそ... 続きを読む
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孤立した電子書籍から、本のネットワークへ « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 12月8日にボイジャーが新しい読書システム「BinB」をリリースしたので、さっそくいくつかの作品を試し読みしてみました。以下に述べるのは、その読書体験を通して感じたことです。 今回リリースされた「BinB」はウェブブラウザ上で電子書籍の閲読ができるし... 続きを読む
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僕がDIYで本をつくる理由 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 荒木スミシ(noncafe books) DIYというのは、たとえば「ログハウスなどをひとりで全部つくっちゃう」という意味合いのことだ。Do It Yourselfの略。そう、このDIY精神で「小説」を作っちゃえ、というのが、僕、荒木スミシ(noncafe books)であ... 続きを読む
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青空文庫がインターネット・アーカイブに収録 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 仲俣暁生(マガジン航) 日本を代表するオンライン・テキスト・アーカイブである「青空文庫」に集められた著作権保護期間を満了した日本語の文学作品テキストのうち、 約4000 タイトルがアメリカのインターネット・アーカイブに収録され、オンラインで「電子書籍」として閲読できるように... 続きを読む
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「目次録」は本との出会いを革新する « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by まつもとあつし(ジャーナリスト/コンテンツプロデューサー) 東京丸の内オアゾにある丸善丸の内本店。総床面積は1,750坪・蔵書数約120万冊というこの大型書店に、「松丸本舗」はある。迷路のように書棚が並び、一般的な作家や出版社別ではなく、テーマごとにセレクトされた本が並ぶこ... 続きを読む
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楽天、kobo買収の本当の意味 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 大原ケイ(Lingual Literary Agency, NewYork) 楽天がkobo買収というニュースにはさすがに驚いた。驚いた後で、「なるほど、こりゃすごい良い買い物をしましたな」と感心するとともに、まだ電子書籍のガジェットがどうのこうのという日本での取り上げられ... 続きを読む
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新しい読書体験を模索する「e読書ラボ」 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 江口晋太朗(MediaThink) 古書の街・神田神保町。明治時代から続く書籍の街として有名な地域ですが、本を読む人口がしだいに減っているせいか、全盛時にくらべると賑わいも衰え、とくに若い人の来る機会が減っています。そうしたなかで、神保町では新しい試みがおこなわれています。... 続きを読む
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新しい読書体験を模索する「e読書ラボ」 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 江口晋太朗(MediaThink) 古書の街・神田神保町。明治時代から続く書籍の街として有名な地域ですが、本を読む人口がしだいに減っているせいか、全盛時にくらべると賑わいも衰え、とくに若い人の来る機会が減っています。そうしたなかで、神保町では新しい試みがおこなわれています。... 続きを読む
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ジョブズの本で考える、本の適正価格 « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by 大原ケイ(Lingual Literary Agency, NewYork) 今月に入ってずっとマスコミを賑わせ続けた人と言えば、スティーブ・ジョブズ。もうお腹いっぱい、ではあるが、ウォルター・アイザックソンによるバイオグラフィーが世界同時発売ということで、色々と思うところ... 続きを読む
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Kindleは「本らしさ」を殺すのか? « マガジン航[kɔː] www.dotbook.jp
posted by yomoyomo(雑文書き・翻訳者) 先日phaさんの「電子書籍とブログって何が違うの?」という文章を読み、最初そのタイトルに違和感を覚え、そりゃ全然違うだろうと内心突っ込んだのですが、よくよく考えるとそうとも言えない。思えばこのタイトルと同じ問題意識を何度も文章にしている... 続きを読む