【東京】東京電力は24日、昨年3月11日の大震災に伴う福島第1原子力発電所事故に伴う放射性物質の放出総量が、これまでの政府統計よりも多かったとの報告を発表した。これは1986年のチェルノブイリ原発事故の放出量の約17%に相当するという。 しかし、医療、原子力安全専門家は、新たに発表された数値について、健康リスクに関するこれまでの見解を大幅に変更するものではないと述べている。 東電の発表した大気への放出総量は推定90万テラベクレル(テラは1兆)で、今年2月16日に政府が推定した48万テラベクレルの2倍近くと... > このページを見る
最終更新時間:
2012年05月25日08時15分