両備グループ(岡山市)は27日、大正ロマンを代表する瀬戸内市出身の画家・竹久夢二(1884〜1934年)の生誕130年を記念し、夢二の絵を車体に描いたラッピング電車を早ければ3月下旬にも岡山市内で運行させると発表した。 同グループによると、同市出身の水戸岡鋭治さんが全体のデザインを担当した。岡山城をイメージした岡山電気軌道(同市中区徳吉町)の路面電車「KURO」の車体に夢二の代表作「立田姫」「早春」など8点を装飾。内装も夢二の作品をあしらう。東山線で1日5往復する予定。 また岡電バスの路線バス3台もラッピングし、夢二郷土美術館(同浜)近くを通る路線で運行。同グループのニッコー観光バス(東京都)が関東一円で運行している2台も夢二の作品で彩り、岡山ゆかりの画家をPRするという。 同美術館で小嶋光信代表が会見し、ラッピング電車などのデザイン図を発表。「夢二の生誕130年を華々しく、皆さんにPRし
父親を装って迷子の2歳男児を連れ去ったとして、岡山県警捜査1課と倉敷署は2日、未成年者誘拐の疑いで、倉敷市北畝、職業不詳太田英敏容疑者(30)を現行犯逮捕。男児は無事保護され、けがはなかった。 逮捕容疑は同日午後2時10分ごろ、倉敷市水江の大型商業施設「イオンモール倉敷」2階インフォメーションで、迷子の男児がいるのを見かけて誘拐を計画。店員女性(36)に「父親です」とうそを言って連れ去った疑い。「小さな子がいたのでやった」と容疑を認めており、同署は詳しい動機などを調べる。 同署などによると、男児は美作市から家族5人で訪れていた。太田容疑者に引き渡した数分後、入れ替わりで両親が迷子の届けに来たため、別人と判明。署員や店員が店内などを約1時間捜索、2階で男児と一緒にいる太田容疑者を見つけた。当時、施設内は初売りセールでごった返していた。 運営するイオンモール(千葉市)は、迷子の引き取りに免許証
古代文様・直弧文(ちょっこもん)のある横穴式石室で知られる国史跡・千足古墳(5世紀前半、岡山市北区新庄下)で24日までに、新たな埋葬施設の痕跡が出土した。現時点では竪穴式石室とみられ、後円部に横穴式石室と並んで築かれていることから、同市教委は「直弧文の石室と同ランクの人物が埋葬された可能性がある」とみている。 同市教委の昨年度までの調査で、同古墳が全長74メートルの前方後円墳と確定。その結果、横穴式石室が後円部と前方部を結ぶ中軸線から南西にずれていることが判明。同市教委は東側に別の埋葬施設がある可能性を考え、11月から調査を進めていた。 新たな埋葬施設は、横穴式石室の北東約5メートルから出土。地元産の花こう岩と香川県産の安山岩を組み合わせた構造で、幅約2メートル、長さ約5メートルの長方形。石組みの崩落が全体的に進んでいるが、形態などから竪穴式石室の可能性が考えられている。 同市教委は、新た
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