河野洋平衆院議長は五日の衆院本会議で、最終日恒例となっている議長あいさつの際、採決の強行とそれに伴う懲罰動議提出などが相次いだ今国会を振り返り「百六十二日間を省みて、国会運営の在り方についてあらためて考えさせられる国会だった」と「反省」の弁を述べた。議長あいさつでのこうした発言は異例で、本会議場では議員の間からどよめきが上がった。 (国会運営で「反省」の弁/河野洋平衆院議長) 大変率直に衆議院議長としての国会運営について反省の弁を述べられた河野洋平氏です。 しかし、そんなことについて反省していただかなくても結構です。それよりも世の中の人は、河野洋平氏が宮沢喜一内閣の官房長官だった際に出した、いわゆる従軍慰安婦に関する河野洋平官房長官談話について反省していただきたいと思っているのではないでしょうか。