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欧州の木星探査計画「JUICE」 2022年打ち上げ目標 www.astroarts.co.jp
【2012年5月24日 ESA】 ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は、将来の大型プロジェクトの1つとして木星探査計画「JUICE」を発表した。2030年に木星に到達し、木星やその衛星の磁気圏、生命環境を探る。 木星に接近した「JUICE」の想像図。左下は衛星イオ。クリックで拡大(提供:ESA/AO... 続きを読む
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米宇宙船「ドラゴン」打ち上げ、民間機初のISSドッキング挑戦へ www.astroarts.co.jp
【2012年5月23日 NASA/JAXA】 日本時間22日午後、アメリカのISS補給機「ドラゴン」試験2号機が打ち上げられた。順調に行けば、25日深夜に国際宇宙ステーションとのドッキングを目指す。 ファルコン9号ロケットによる「ドラゴン」打ち上げの模様。クリックで拡大(提供:NASA TV)... 続きを読む
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2012年6月6日 金星の太陽面通過 www.astroarts.co.jp
6月6日の朝から昼すぎにかけて、地球から見て金星が太陽の手前を通過する「太陽面通過」が起こり、日本全国で始めから終わりまで見ることができる。日本で見られるものとしては2004年以来8年ぶり。次回は105年後の2117年12月11日という珍しい現象なので見のがせない。 夜空では点に見える金星も、... 続きを読む
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アストロアーツ製「日食観察プレート」の安全性について www.astroarts.co.jp
【2012年5月18日 アストロアーツ】 「星ナビ」2012年5月号増刊「金環日食を見る」・「星ナビ」6月号付録の「日食観察プレート(A5判)」、および「日食観察プレートB5版」は、太陽直視観察用フィルターの規格である欧州規格(EN 1836:2005+A1:2007/カテゴリーE15)に相当... 続きを読む
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探査機が見た、太陽系初期を伝える小惑星ベスタの地形 www.astroarts.co.jp
【2012年5月15日 NASA】 小惑星ベスタを周回調査中の探査機「ドーン」の観測から、ベスタ形成の歴史や月との類似性について新たな見解が得られた。 ベスタの鉱物組成マップ。紫がダイオジェナイト(マグネシウムに富むケイ酸塩岩)、黄色がユークライト(鉄に富む)の割合が大きい場所。クリックで拡大... 続きを読む
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金環最終チェック! 安全に楽しむ「日食観察ガイド」を公開 www.astroarts.co.jp
金環最終チェック! 安全に楽しむ「日食観察ガイド」を公開 【2012年5月14日 アストロアーツ/2012年金環日食日本委員会/ウェザーニュース】 5月21日の日食までいよいよあと1週間。星ナビ最新号から、適切な観察方法についての情報を抜粋したPDFファイルを無償公開しました。「危険な市販品」... 続きを読む
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ブラックホールに引き裂かれる星の姿 www.astroarts.co.jp
【2012年5月11日 NASA】 超大質量ブラックホールに近づき引き裂かれた恒星の姿が、NASAの紫外線天文衛星などでとらえられた。ブラックホール周辺の激しい環境についての理解を深めてくれる。 赤色巨星がブラックホールによって引き裂かれていく様子。観測結果に基づいてシミュレーションで再現され... 続きを読む
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スーパーアースからの光を初検出 www.astroarts.co.jp
【2012年5月9日 NASA】 赤外線天文衛星「スピッツァー」が、太陽系外惑星の一種「スーパーアース」(巨大地球型惑星)そのものからの光の検出に初めて成功した。系外惑星の大気研究における大きな一歩になりそうだ。 NASAの赤外線天文衛星「スピッツァー」が、太陽系外惑星の一種「スーパーアース」... 続きを読む
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「金環アプリ2012」 www.astroarts.co.jp
5月21日の日食をiPhoneでシミュレーション! 2012年5月21日の金環日食は、朝の早い時間に見られます。太陽まだが低いので、当日になって見上げてみると建物のかげだった、なんていうことにもなりかねません。 アストロアーツが開発した無料アプリ「金環アプリ2012」を使えば、iPhoneを空... 続きを読む
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日食をiPhoneでシミュレーション! 「金環アプリ2012」を無料公開 www.astroarts.co.jp
【2012年4月23日 アストロアーツ】 5月21日の日食をiPhoneでシミュレーションできる「金環アプリ2012」を無料公開しました。GPSで場所を取得して食の経過時刻を表示したり、風景と合わせて当日の太陽が見える高度・方向を確かめたりできます。 カメラ画像に重ねて太陽の軌道や日食時の太陽... 続きを読む
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暗黒物質は太陽系の近くにはないかもしれない www.astroarts.co.jp
【2012年4月23日 ヨーロッパ南天天文台】 天の川銀河の星の動きを詳しく観測し、太陽系の近くにあるとみられる大量の暗黒物質(ダークマター)を検出しようという研究がチリのグループによって行われた。だが、暗黒物質の痕跡は見つからなかった。理論と観測的事実の違いはなぜなのか、新たな謎が生まれた。... 続きを読む
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「MAXI」がはえ座にX線新星を発見 ブラックホールの可能性 www.astroarts.co.jp
【2012年4月20日 MAXIサイエンスニュース】 国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟に設置されているX線監視装置「MAXI」が、南天のはえ座にX線新星を発見した。 4月9日11時24分23秒(世界時)、南十字星のすぐ南側にあるはえ座でX線新星が発見され、「MAXI J 1305-7... 続きを読む
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2012年4月22日 4月こと座流星群が極大 www.astroarts.co.jp
4月こと座流星群は、出現数は1時間に10個ほどと多くないが、突発的に多数出現することもある。サッチャー彗星の通り道を毎年この時期に地球が通過し、そこに残されていたちりが地球の大気にとびこんで、100km前後上空で発光して見える。 2012年は4月22日の15時ごろ活動のピークになると予想されて... 続きを読む
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「ひので」が太陽極域磁場の反転をとらえた www.astroarts.co.jp
【2012年4月19日 国立天文台】 最近少しずつ活動が活発化してきている太陽。衛星「ひので」が両極域の磁場を観測したところ、北極の磁場はほとんどゼロの状態に近づいていることが発見された。北極磁場は間もなくマイナスからプラスに転じると予想される一方、南極磁場は変化を見せておらずプラスのままであ... 続きを読む
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アルマ最初の科学観測で、フォーマルハウトの環の詳細が明らかに www.astroarts.co.jp
【2012年4月18日 国立天文台/ヨーロッパ宇宙機関】 昨年9月に初期観測を開始したアルマ望遠鏡。公募観測による最初の成果が発表され、惑星の存在の有無に注目が集まっていたフォーマルハウトの周囲の環について、2つの惑星の重力で形状が整えられていることがわかった。また、赤外線天文衛星「ハーシェル... 続きを読む
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報道から個人ブログまで使える金環日食資料を公開 www.astroarts.co.jp
【2012年4月11日 アストロアーツ/ウェザーニューズ】 アストロアーツ金環日食特設サイトで、これまでの日食の画像や図解などの資料を公開しました。報道・広報資料として、また個人のブログや観望会のパンフレットなどでもお使いいただけます。日食を安全に楽しく見るためのコラボグッズもご紹介。 5月2... 続きを読む
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2つの光で描き出す巨大銀河「ケンタウルス座A」 www.astroarts.co.jp
【2012年4月10日 ESA】 巨大電波銀河「ケンタウルス座A」の形成の秘密が、異なる波長で観測を行う2機の宇宙望遠鏡「ハーシェル」と「XMMニュートン」によって解き明かされようとしている。巨大な楕円銀河の中に残る渦巻き銀河状の構造や、超大質量ブラックホールの存在を示す強烈なジェットなどがと... 続きを読む
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空飛ぶ天文台でとらえた、死んでいく星の姿 www.astroarts.co.jp
【2012年4月6日 NASA】 飛行機に望遠鏡を乗せ、地上のどの望遠鏡よりも高い場所で観測を行う「SOFIA」が、死んでいく星の姿をとらえた。地上では大気が邪魔してできない観測を地球から離れることなく行うことで、科学的な価値はもちろん、新しいタイプの天文台が持つ可能性を示す成果を達成した。 ... 続きを読む
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2012年4月7日 月と土星、スピカが並ぶ www.astroarts.co.jp
宵の南東の空に、まんまるな満月と土星、おとめ座のスピカがすぐそばに並んでみえる。東側にある黄色っぽい方が惑星の土星、西側にある純白の星がおとめ座の1等星スピカだ。 双眼鏡があれば、月のクレーターや、対照的な星の色を眺めてみよう。 この解説は「アストロガイド 星空年鑑 2012」より抜粋しました... 続きを読む
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2つの輝線で探る宇宙の過去 銀河の星生成は減少傾向に www.astroarts.co.jp
【2012年4月2日 国立天文台】 日本のすばる望遠鏡とイギリスの赤外線望遠鏡の連携観測で、およそ90億年前の古代宇宙に存在した星生成銀河が数多く発見された。従来の研究成果とあわせると、銀河における星生成活動は過去110億年で継続的に減少傾向であることがわかった。 上段はイギリス赤外線望遠鏡に... 続きを読む