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今年の「かわいい」
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2012年08月21日 ソフトウェア開発でのテストとは何かを単純に言うと、成果物が期待通りであるかを検証する作業といえる。こう動作してほしいという期待を入力に、成果物がその通りに動作するかを検証するのがテストである。 となると、成果物とは何で、期待とは何かが問題になるのだけれど、これが一筋縄ではない。というのも、システムは十分に複雑なので、ある部分を複数の部分に分けることもできるし、その部分をより大きな部分のパーツにすぎないとみなすこともできるからだ。 だからといって、一番大きな単位でもって期待通りにあるかどうかを検証すれば済む話かというとそういうわけでもない。というのも、大きな単位には大きな単位なりの期待が、小さな単位には小さな単位なりの期待というものが存在するからだ。 システム開発は、ひとつのものさしではかることができない。システムをつかって業務を遂行できるかという検証と、その部品であ
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システム開発をする上で、完了条件は避けて通れない。完了条件とは、いつ仕事が終わったかを定義するものである。この仕事が完成したということをステークスホルダー間で合意できる基準といってもよい。 仕事全体の完了を示す完了条件もあれば、仕事が次のステップへと移っていいという指標になる完了条件もある。完了条件は、下位の完了条件が満たされることという完了条件もあれば、同じような大きさの完了条件が全て満たされてはじめて完了となるようなものもある。おおよそ仕事として分割できる単位であれば、完了条件があるといってもよい。それだけに、完了条件は重要である。 完了条件というと、どうも固い言葉で手戻りを許さないウォーターフォール型の開発でしか使われていないと感じる人もいるかもしれない。ところが、スクラムといったアジャイルプロセスであってもDoneの定義(=完了条件)は重要な位置を占めている。もちろん、ウォーターフ
このサイトの掲載内容は私自身の見解であり、必ずしもクックパッド株式会社の立場、戦略、意見を代表するものではありません。また、所属についての情報は、2012年6月時点のものです。 勤務先のクックパッドが札幌Ruby会議2012のRubyスポンサーになりました。転職して5〜6ヶ月くらいにスポンサー募集があったので、スポンサーやるんだろうなとおもっていたらエンジニア統括マネージャの井原さんがよろしくやってくれていたのでした。 あと、札幌Ruby会議2012では以下のメンバー(含パートタイム)が発表する予定です。 hotchpotch - Technology that drives fun cooking 2012 miyagawa - Ruby; Exported mrkn - Distributed RSpec sorah - Guide to Social Coding その他にも、クック
2012年04月19日 最近、新人のテストコードを見る機会があり、ユニットテストの書き方について考える機会があった。ユニットテストはテンプレートみたいなものがあるので、それさえ押さえれば、誰でも簡単に書くことができる。 ここでは、その方法について紹介したい。サンプルはRSpecで書くが、その他のユニットテストフレームワークでも、応用ができるとおもう。 はじめにごく単純化すると、テスト対象は状態を持ち、入力を与えると何らかの出力を行なうものである。入力が変われば出力は変化するし、状態が変化すると入力が同じでも出力が変わる(かもしれない)。 ユニットテストは、テスト対象の状態を操作し、与えた入力によって意図通りの出力を得られるかを確認する作業のことをいう。なので、ユニットテストを書くときには、オブジェクトの状態ごとにメソッド単位で入力と出力を確認するようにする。 RSpecの疑似コードで書くと
人には挑戦が必要です。挑戦とは、自分の心地のよい場所から一歩でることであり、苦痛をともなうことです。しかし、それが学びにつながり、人を成長させます。挑戦がなければ、人は学びもなく、成長もしません。自作キーボードの素晴しさは、人に挑戦の場を与えてくれるところです。そういった意味で、自作キーボードキットのなかでも、 MiniAxe は特別な存在です。 まず、目につくところといえば、そのコンパクトさでしょう。格子配列 36 キーという仕様は、ふだん 40% キーボードをつかっている私でも戸惑うサイズです。今まで自分がなじんでいたキー配列から一歩を踏み出して、新たな試行錯誤をしなくてはいけません。 暫定的なキーマップ では、このようにしていますが、まだまだ磨いていく必要がありそうです。 また、はんだ付けの難易度が高いというのも特徴です。自作キーボードキットで定番の Pro Micro は採用されて
いやー、とちぎは安定ですね。素晴しかった! 特に松田さんの話は本当に良くて、この松田さんの話を聞いていないのなら、今後5年間くらいはモグリっていわれるくらい素晴しい話だった。(なので、来ていなかった日本Rubyの会の会長とか、あの人とか、あの人は今後モグリのRubyistです) 懇親会の挨拶でも話したのだけれども、こういう素晴しい集まりが地域毎にひらかれるって本当に素晴しいことで、日本ってすごいなあって思います。日本は後進国として、Ruby先進国に追い付くポテンシャルはあるのだから、なんとかしたいですね。 それから、いつもの通りに写真を撮りました。ぜひご覧ください。 http://www.flickr.com/photos/recompile_net/sets/72157628255611679/
Ruby 「warning: peer certificate won’t be verified in this SSL session」 Net::HTTPライブラリを使用してSSL下のWEBページを取得した際に、以下のような警告文がでます。 warning: peer certificate won't be verified in this SSL session これを停めるには、Net::HTTPのインスタンスメソッドverify_modeに下記の定数を指定します。 って前田さんが言ってました。
2014年05月13日 ActiveRecordを何も考えずに複数スレッドが動作する環境で利用すると、スレッド毎にActiveRecordがコネクションを確保しようとするので、プールサイズを超えてコネクションが確保できないというエラーが発生する。 activerecord-4.1.1/lib/active_record/connection_adapters/abstract/connection_pool.rb:190:in `block in wait_poll': could not obtain a database connection within 5.000 seconds (waited 5.001 seconds) (ActiveRecord::ConnectionTimeoutError) こちらとしてはコネクションプールがあるのだから、ActiveRecordの方でや
2011年08月05日 JUnit 4.4から組み合わせを表現するためのTheoryという機能が導入されています。このTheoryという機能について、日本語での概説がなかったため、調べた範囲で紹介したいとおもいます。 Theoryの実行Theoryは組み合わせテストのための表現方法です。Theoryを利用するためには、@RunWithアノテーションでTheoriesランナーを指定します。すると、@Theoryアノテーションが指定されたメソッドが実行されます。 @RunWith(Theories.class) public class HelloTheoryTest { @Theory public void helloTheory() { System.out.println("Hello, Theory!"); } } 出力は下記の通りとなります。 Hello, Theory! Data
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