理化学研究所は21日、コンピューターで仮想現実を体験する「バーチャルリアリティー」に用いられてきた技術を使い、あらかじめ用意された「過去」の世界を「現実」と差し替えて、過去と現実の区別無く体験させる実験装置「代替現実システム(Substitutional Reality System=SRシステム)」を開発したと発表した。 同研究所脳科学総合研究センター・適応知性研究チームの藤井直敬チームリーダー、脇坂崇平研究員、鈴木啓介研究員らが開発した同システムでは、頭にかぶって視野を覆うタイプのディスプレー装置(ヘ... > このページを見る
最終更新時間:
2012年06月25日03時45分