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この国と原発:第4部・抜け出せない構図/2 議員立法に業・官の壁 - 毎日jp(毎日新聞)
◇「電力に落選させられた」 昨年8月、再生可能エネルギー固定価格買い取り法(再生エネ法)が成立した... ◇「電力に落選させられた」 昨年8月、再生可能エネルギー固定価格買い取り法(再生エネ法)が成立した。電力会社に対し、太陽光など自然エネルギーを使って個人や事業者が発電した電力の全量買い取りを義務付ける法律だ。 「感慨無量ですね」と、愛知和男・元環境庁長官は言う。 実は12年前、愛知氏(自民)が会長を務める超党派の「自然エネルギー促進議員連盟」が同様の議員立法を試みた。しかし、愛知氏は直後に落選。議員立法も頓挫した。「電力会社に落とされた」と愛知氏は受け止めている。 発端は、自然エネ普及の市民運動をしていた飯田哲也氏(現・環境エネルギー政策研究所長)が98年、福島瑞穂参院議員(社民、現党首)や愛知氏ら環境問題に関心の深い与野党の国会議員に、議員立法の研究を呼びかけたことだ。「二項対立を超え、政治を巻き込んで政策を練り上げる欧州流の活動を目指した」(飯田氏)。あえて「脱原発」を掲げず、自民党の
2012/01/25 リンク