コメント一覧非表示機能について
ブックマークコメントに関するはてなの考え
はてなブックマークでは、任意のサイトをブックマークする、ブックマークした際にコメントを付与するといったことは、基本的にウェブの活動の範囲内であり、ブックマークサービス利用者の自由であると考えております。
そういった前提に基づき、現在はてなブックマークではブックマークのコメント一覧がサイト制作者様の意思に関わらず公開されております。
一方で、サイト制作者様の意向によっては、自分のサイトにひどいコメントをされたくない、非表示としたい、という場合もあると考えております。
このような経緯から、はてなブックマークでは、ブックマーク/コメントの自由は維持しながら、サイトの作者様の意思により、ブックマーク/コメント一覧を非表示にしたり、個別のブックマークを非表示にしたりする機能を提供しています。
ブックマーク一覧の表示を制御する
ご自分のユーザーIDと結び付けられたサイトへのエントリーページ (コメント一覧が表示されるページ) に下のようなリンクが表示されますので、こちらをクリックして表示制御画面へと進んでください。
はてなダイアリー以外のサイトについては認証作業を行う必要があります。このページの下に記載したはてなブックマークとページを結び付けるをご覧ください
表示制御画面でブックマーク一覧を非表示にする
ご自身が制作されたページに対するエントリーであれば、エントリーページ内に設置されたボタンからブックマーク一覧の表示/非表示の切り替えができます。
非表示に設定すると、ブックマーク一覧は以下のような表示に変わります
metaタグを記述してブックマーク一覧を非表示にする
HTML の meta タグを利用して、ブックマーク一覧を非表示に設定することもできます。サイト制作時から、あらかじめページに対するブックマーク一覧を非表示にしたい場合に有効です。
<meta name="Hatena::Bookmark" content="nocomment" />
上記のmetaタグを、ブックマーク一覧を非表示にしたいページ内に埋め込んでおくと、個別に設定した場合と同様にブックマーク一覧を非表示にできます。
表示制御画面で特定のブックマークを非表示にする
エントリーページ (ブックマークコメントの一覧が表示されるページ) にある個別のブックマークを非表示にする機能も備えています。
個別のブックマークを選択し、下部のボタンをクリックして非表示にする事ができます。
非表示に設定されたユーザーさま本人や、非表示に設定されたユーザーを「お気に入り」に追加している場合は、サイトの制作者さまが非表示を設定しても、引き続き表示されます。
本機能をご利用いただくにあたって
本機能をご利用いただくにあたっては、以下の点にご注意ください。
- 「エントリーページのブックマーク/コメント一覧」のみが非表示である点にご注意ください (ブックマークやコメントが不可能となるわけではありません) 。そのブックマークしたユーザーのページを直接閲覧する、お気に入り機能経由でこれまでと変わらずブックマークやコメントの閲覧は可能です。
- ブックマーク一覧の非表示設定は、設定されたページのみがコメント非表示となります。有効範囲がサイト全体ではない点にご注意ください。そのサイト全体をコメント非表示としたい場合は、全ページに meta タグを追加してください。(ブログのテンプレートなどで、全ページで共通となる部分に記載するのが手軽です)
- metaタグでの設定に関して、現状の仕様では、コメントを非表示とするかどうかの判断はそのページが初めてブックマークされた時にのみ行っております。metaタグでの設定を行う場合、一度ブックマークが寄せられたページを途中からコメント非表示とする機能は現状はサポートしておりません。
- 何らかの理由でどうしても途中から非表示へと変更されたい場合はサポートまでご連絡ください。(ただし、対応件数が多い場合などの理由で、必ずしもすべてに対応できるわけではない点をご了承ください)
- 弊社システムが何らかの理由 (当該サイトがダウンしているなど) で HTML を取得できない場合、meta タグの記述に誤りがある場合などには非表示判定を正しく行えない場合がございます。ご了承ください。
- 一度コメント非表示として扱われたエントリーを、コメント表示に戻す機能も現時点ではサポートしておりません。何らかの理由でどうしても非表示へと変更されたい場合は表示制御画面から設定を行ってください
はてなブックマークとページを結び付ける
本機能を利用するには、はてなブックマークのシステムにブックマーク対象のページがご自身のページであることを通知するため、ブックマーク対象のページ内にはてなIDを記載する必要があります。
はてなダイアリー・はてなグループをお使いの場合は自動で本設定が行われますので、特別な手順は必要ありません。
はてなダイアリー以外のブログ等をご利用の場合、ご自身のサイトでページの HTML あるいは XHTML に、以下のコード (Account Auto-Discovery (*3)) を用いてはてなID(アカウント名)を記入してください。
<rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:foaf="http://xmlns.com/foaf/0.1/"> <rdf:Description rdf:about="エントリーのリンクあるいはウェブサイトのURL"> <foaf:maker rdf:parseType="Resource"> <foaf:holdsAccount> <foaf:OnlineAccount foaf:accountName="あなたのはてなID"> <foaf:accountServiceHomepage rdf:resource="http://www.hatena.ne.jp/" /> </foaf:OnlineAccount> </foaf:holdsAccount> </foaf:maker> </rdf:Description> </rdf:RDF>
「エントリーへのリンクURLあるいはウェブサイトのURL」には、このコードを貼り付けているページのURL(permalink)を記入してください。(permalink の記入が難しい場合はそのウェブサイトのトップページのURLでも構いません。)「あなたのはてなID」には、はてなのID を記入してください。
- 上記コードをコピー & ペーストで (X)HTML に貼り付けた上で、必要箇所を書き換えるのが簡単です。
- HTML の変更が可能なブログツールなどをご利用の方は、permalink のページに相当するテンプレートに上記コードを埋め込んでください。(permalink の URL は、多くのツールではテンプレートタグによって記入することが可能です。)
- HTML 内のどこにコードを記入すべきかは任意ですが、head 要素の中などが適当です。
XHTML では上記コードを直接埋め込んだ場合、XHTML Validator でエラーとなる場合があります。Validator のエラーを回避する、あるいは XHTML ではない HTML に埋め込む場合には
<!-- <rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" ... </rdf:RDF> -->
とコード全体をコメント記号で囲んでください。
(*3) Account Auto-Discovery は、ページの中から、そのページの作者のオンラインサービスのアカウント名を自動で探し出すために考案された仕様です。Account Auto-Discovery 仕様に従ってはてなのアカウント名を含む RDF 文書を埋め込むことで、そのアカウントではてなブックマークのシステムにはてなIDを知らせることができます。