2011年12月13日付で、「全然は本来否定を伴うべき副詞である」という言語規範意識が国語史上の“迷信”であるという日本語研究を紹介しました。こうした実態に反する意識は戦前には見られず、昭和20年代後半に急速に広まったことが分かりましたが、その発生原因はまだ解明されていません。今回は辞書の記述からこの問題を探ってみました。 初めて強い規範を示した「辞海」(三省堂) 例えば、「広辞苑」第6版(2008年)には「全然」について、「俗な用法で、肯定的にも使う」とあるなど、現在市販されている国語辞典の多くは、「全... > このページを見る
最終更新時間:
2012年06月26日08時33分
みんなのブックマーク 人気(10) 新着
- 昭和20年代前半までは全然よかったらしい 1 RT
- 犯人は金田一君だ。
- 50年続いて定着したんならもうそれは"迷信"じゃなくて言葉の変化じゃないのかしらん / 「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた? :日本経済新聞
- 昭和20年代前半までは全然よかった
- 「迷信」が「定着」したならいいじゃない。
-
1943までの辞書「全然いいよ」→金田一京助「全然よくない!」→定着。副詞の扱い諸々。
8 RT
8 RT
-
@odajimaouhachi
いまどきの「全然」は昔のとも違う。相手や前文の内容や程度にかかり、それを打ち消す言葉になっている。彼ら学者の癖に実態を把握していない。特定世代の自己顕示に付き合うだけなら学者辞めちまえ。
RT @raitu: 「『全然いい』は誤用」 http://t.co/QRWMO3o1
-
@odajimaouhachi
いまどきの「全然」は昔のとも違う。相手や前文の内容や程度にかかり、それを打ち消す言葉になっている。彼ら学者の癖に実態を把握していない。特定世代の自己顕示に付き合うだけなら学者辞めちまえ。
- 「権威が流すデマこそ性質が悪い」ことを示す一例。妄信する者が多く,突っ込みを入れる者は少ないから止まらない。別の権威が正すまでは。1952年(昭和27年)から広まったのなら,大昔というわけでも無いのか。
- おめー信じられるか? 「全然いい」は全然いいんだぜ 4 RT
- またその話か。5年で言葉が変わるのはいい加減にしてくれと思うが、50年使われたら正しい日本語ってことでいい。
- 全然オッケーだった。 2 RT
- 金田一京助(1952年)が「全然+否定」を記述してから他の辞書が追随したらしい。誤用!と思われるのが嫌でその表現自体を使うのが憚られてしまうのがなんとも不自由。「的を得る/射る」しかり。
- 自分はそんなに気にならんけど、『ら』抜き言葉とかにうるさい連中が喜んで文句いうてそうやなぁ。
- 「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた? :日本経済新聞 2011年12月13日付で、「全然は本来否定を伴うべき副詞である」という言語規範意識が国語史上の“迷信”であるという日本語研究を紹介しました。こ
- 全然は打ち消しを伴うってたしかに習ったけど,これが完全に正しいわけでもないとも習った気がするから僕の国語の先生はちゃんとわかってたんだろう.
- 何をもって誤用とし、何をもって迷信とするのか。 2 RT
- 中国でも誤解されているというのにびっくり
- 全然オッケーってことか?
- 「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた?
- 2012/6/26
- 英語で"quite"の訳が「全く」というのが違和感あったな。
- 昭和20年代後半に急速に広まった
- さいごの辞書の一覧を見ると、一目瞭然ですね。
- 全然良くない戦後レジームの1つが解決したから全然いい/言語でも迷信が簡単に定着するんだから、一般の習俗とかもでも定着しちゃってるんだろうなあ/辞書をパクるイモ辞書が多いだけ。韓国語圏でも迷信確認
- 契機となっているのは英語。「全然」を英語「not at all」と「wholly」とに対訳したわけだが、実はそこに問題が――。
- みんながそう思ってたなら "迷信" じゃないだろ。実際の用法の外に "正しい日本語" なんてものがあるって考えがタイトルに現れてる。
- いつから誤用だと錯覚していた?
- "「『全然いい』は誤用」という迷信 辞書が広めた?"
- だ、騙されていた~!!…と、騒いでしまった><
- 羅生門に全然を肯定的に使っている文があるよね。国語の先生が困ってたよ
- “用例の実態調査が進んでいなかったために、肯定との呼応をないものとするか、誤用・俗用とするなど、理屈上の分類が必要となったと思われます。”