(2012年6月29日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 人生においては時に、「だから言っただろう」と言うのが気持ちがいいことがある。6月末は、そうした瞬間だった。もう5年も前のことだが、筆者はマイケル・マッケンジーら本紙(英フィナンシャル・タイムズ)の同僚とともに、LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)市場の暗い恥部を暴くために行動を開始した。 それは当時、バークレイズのような大手銀行だけでなく、英国銀行協会(BBA)からの激しい非難を招いた。「人騒がせなデマ」という言葉まで使われた。 しかし今我々は、そ... > このページを見る
最終更新時間:
2012年07月02日01時17分