理化学研究所は6月21日(木)、被験者に気付かれることなく過去の映像を “現実”に差し替える実験装置「代替現実システム(SRシステム)」を開発したと発表しました。ネイチャー・パブリッシング・グループのオンラインジャーナル「Scientific Reports」に成果が掲載されています。 ▽ http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2012/120621_2/detail.html ▽ Substitutional Reality System: A Novel Experimental Platform for Experiencing Alternative Reality | Scientific Reports SRシステムは、ヘッドマウントディスプレイとヘッドフォンを用いて、あらかじめ撮影しておいた過去の映像と、リアルタイ
シドニー(Sydney)のオーストラリア博物館(Australian Museum)で展示されるディプロトドンの復元模型(2012年6月21日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD 【6月22日 AFP】オーストラリアの研究チームが21日、太古に生息していた史上最大の有袋類「ディプロトドン(Diprotodon)」の群生化石を発見したと発表した。群生化石としては、これまでで最大という。ディプロトドンはおよそ200万年~5万年前にかけてオーストラリアに生息していた、現代のウォンバットの仲間。 クイーンズランド(Queensland)州の発掘現場には、ディプロトドンの骨格化石がおよそ50体埋まっていると考えられている。顎の骨だけで長さ70センチにも及ぶ大きな個体も見つかっており、この化石標本は「ケニー(Kenny)」と命名された。 発掘チームのリーダーは、ケニーはこれまで見たディプロトドンの
ドイツの研究チームがこのほど、脊椎動物では初の例となる交尾中のつがいのカメの化石を発見したと発表した。化石における史上初の発見の興奮と共に、もう1つの謎についても解明が進みそうだ。4700万年前のカメの化石は、先史時代の湖が世界有数の化石の宝庫になった経緯についても、手がかりを与えてくれている。 「つがいの化石だけでも、世界に類を見ない発見だ」と、研究を率いたウォルター・ジョイス(Walter Joyce)氏は語っている。「このような姿で発掘された脊椎動物の化石は他に例がない」。 このカメのつがいの化石が見つかったのは、ドイツのメッセル・ピットと呼ばれる場所だ。ここはかつて熱帯の湖だったが、現在は“ラーゲルシュテッテン”(非常に保存状態の良い化石が出土する場所を意味する古生物学の専門用語)となっていると、コロンビア大学のマーク・ノレル(Mark Norell)氏は説明している。 この先史時
シェールガスの開発はひとつの新技術や発見がきっかけとなって、突然起こったのではありません。 20年以上にも渡る、小さな改良の集大成がそれを可能にしたのです。 僕がアメリカに来た1980年代の米国内の石油開発事情は、エクソンやシェブロンなどのオイル・メジャーが米国内の石油や天然ガス田から撤退し、それとひきかえに一部の独立系生産会社が、喰い散らかされ、傷むに任された油田を安値で買い受けるという構図でした。 独立系生産会社は間接費が比較的低かったことに加えて、積極的に新技術を導入することで生産効率を高める事が出来るという信念を持っていました。 そのひとつがホリゾンタル・ドリリング(水平掘り)という技術です。 これは一旦、地下深くに垂直に掘り進んだ後、ドリルビットを抜いて(下のビデオの3:37)、自走式で横に向けて走れるドリルで掘り進むことで、効率良く生産層を貫くやり方です。 三番目の新しい技術は
筆記具メーカーの三菱鉛筆が好調だ。2011年12月期の連結経常利益は65億円で、2期連続で最高益を更新。この10年間、売上高は横ばいだが、ジワジワと収益を伸ばし続けている。 経費削減とIT化で「ペーパーレス化」が進んでいる。そんな逆風下で、なぜ収益が伸びているのか。三菱鉛筆で財務を担当している永澤宣之取締役はいう。 「01年のITバブルの崩壊以降、当社は大きく方向転換を進めてきました。ひとつは筆記具メーカーとしての原点回帰。もうひとつが、海外調達比率の上昇です。それらが今、結果として実っているのだと思います」 三菱鉛筆は今年で創業125年。鉛筆の製造から事業を興し、ボールペン、シャープペンなど筆記具全般に進出。20年ほど前に多角化を始め、CDやインクリボンなども扱うようになった。背景には「筆記具の市場が伸び続けることはない」という危機感があった。 「文具店に卸す様々な商品を扱うよう
2012年06月23日07:00 カテゴリ 婚活地獄になる原因 婚活という言葉を検索サイトで入力すると、「婚活 時代」、「婚活 2ch」といったふうに検索の候補が出てくる。 「婚活パーティー」、「婚活サイト」、「婚活 ブログ」あたりは、わかる。「婚活イベント」、「婚活バー」も理解できる。「婚活疲労」あるいは「婚活疲れ」も、新聞記事にもなったので検索している人がわりといそうだ。 しかし、「婚活地獄」、「婚活地獄ブログ」ってのが候補としてあがってくるのは驚いた。しかも、かなり有力な検索候補として表示される。 婚活地獄になる原因は、色々考えられる。高望みも大きな原因であるが、マスコミの報道で高望みになってしまっている人も少なくないだろう。現実的かつ正確な数値を周知すべきであるし、政策としては平均的な年収以下でも結婚できるようにしなければならない。 で、他に原因として考えられるのは、男女の相互理解
多くの夫婦が不妊に悩む原因や背景を探るため、NHKが全国の専門医療機関に調査を行ったところ、女性が年を重ねるとともに妊娠しづらくなる、「卵子の老化」に原因がある患者の割合が半数近くに上ることが、初めて明らかになりました。 専門家は「卵子の老化が知られていないことが、不妊に悩む夫婦の増加に拍車をかけている」と指摘しています。 不妊の検査や治療を受けた夫婦は6組に1組に上り、より高度な不妊治療である体外受精の件数は年間で21万件と、5年で倍増して、世界最多になりました。 NHKでは、その原因や背景を探るため、先月から今月にかけて調査を行い、全国の専門医療機関の半数に当たるおよそ300と、不妊治療をしている患者など8000人余りから回答を得ました。 このうち、医療機関に対して、不妊の原因について聞いたところ、女性では、30代半ばを過ぎると卵子の質が低下して妊娠しづらくなる「卵子の老化」に原因があ
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