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「ゼクシィ商法」における疑問3つ - reponの日記 ないわ〜 404 Not... d:id:repon
こちらの記事を書いた時に疑問に思ったことを書き留めてみた。 「障壁破壊」は消費者の生活をより良くするのか?わたしは、このような「障壁破壊」を、「消費者の利益を守る」と賛美するつもりはない。 なぜなら、安売り合戦とは人件費の抑制であり、人件費とは「消費者の収入が減る」ということで、賃金と価格がと... 続きを読む
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「ゼクシィ」商法に見る「障壁破壊商法」 - reponの日記 ないわ〜 4... d:id:repon
この記事独り勝ち・『ゼクシィ』商法の光と影、今や強者の驕りも垣間見え (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュースが大変面白かった。 記事の要点(本文のまとめは長くなったので一番最後に移しました)ゼクシィの20年は、ローカル産業だった「ブライダル産業」の、情報の障壁(価格、プラン)という抵... 続きを読む
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学校に未来はないのか? - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫... d:id:repon
このところ騒がれている「いじめ」の問題で、「学校自体に意味が無い」「グローバル化が進行している中、必要とされるのはコモディティの人材ではなく、ユニークな人材。そういう人材は学校では育たない」「学校以外でもいくらでも学べる。学校なんか行かなくていい」「学校で学べるのは、『いじめ』のような『政治』... 続きを読む
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「寛容」に潜む暴力 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) d:id:repon
私がかつて勤めていた職場で、「お局」が同僚の女性のロッカーの中身を、本人が不在の際、床にぶちまける、という出来事があった。 仕事上必要な資料が見つからない。しかし、ロッカーの持ち主の女性は定時に帰社していた。だから、「中身改め」とあいなったわけだ。 「お局」いわく、「ロッカーの中に私物はないは... 続きを読む
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誰が誰を「寛容」に扱うのか? - reponの日記 ないわ〜 404 NotFoun... d:id:repon
「寛容性ゼロ」は素敵な社会か?=赤木智弘的視点(第49回) エントリは、全くそのとおりだと思う。 だがしかし、そもそも「『寛容』かどうか自体」が妥当かどうか、考える必要があると思う。 「寛容」とは、まず第一に、本質的な問題解決の放棄であり、その代用品である。こんにち、これほど多くの問題が、不平... 続きを読む
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「贈与経済」について、勘違いされやすいこと - reponの日記 ないわ... d:id:repon
このところ、岡田斗司夫さんが名付けた「評価経済」や、内田樹先生がよく取り上げる「贈与経済」が話題になっています。 あるところでは、「贈与経済」≒「評価経済」という認識も生まれつつあるようです。 ですが、「評価経済」はわからないのですが(充分読み込んでいないので)、「贈与経済」というものは、まっ... 続きを読む
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「『劣悪』な文化」の導入は人々を「アホ」にするのか? - reponの日... d:id:repon
資料歴史の先例を見よう。 図書館こそ、印刷業界を脅かすものとして現れながら、結局はそれを大きく成長させたという意味でイノベーションの好例といえる。18世紀当時、本を買えるのは富裕層に限られていた。1冊の本の価格は、平均的労働者の週給にほぼ等しいほど高価だった。本の価格が高かった「からこそ」、庶... 続きを読む
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「キング・オブ・クズ」をあらわす、たったひとつの言葉 d:id:repon
「安藤守」のクズさ加減について説明が足りなかったので取り急ぎ補足。 <安藤守> -=ヽ/- _ フフ・・・ - ヽ 恐れることはない ノノノ.ノヽヽヽヽ あの人は生涯 ( |-?=?-| ) あの状況から抜けられない | .ノ U . ... 続きを読む
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「社会」って、「嫌な奴」のことなんだぜ - reponの日記 ないわ~ 4... d:id:repon
「自分と世界を直結して『社会』が無い」ような世界観を持つ作品や、世界観そのものを「セカイ系」と呼びますが、「はてな村民」ならよく知っていること。 しかし僕にはよくわからなかった。「自分と世界を直結して『社会』が無い」というのはどういうことか? それは、こういうことだ。 社会とはつまり他人のこと... 続きを読む
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「出版大崩壊」を読んだ - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫... d:id:repon
読書 インターネットが書店を殺すのか: 304 Not Modifiedさんの記事に触発されて、3ヶ月ほど前に書いたものだけれど、転載します。だから、リアル店舗で商売をしているみなさん、もっと頑張ってください。日本の商売の衰退はあなたたちにかかっているんですよ。(上記記事より)これは構造的に難... 続きを読む
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「あきれた」に誘導されるわたしたち-「シニシズム」とはなにか - re... d:id:repon
シニカルに皮肉を言うことは、自由の発現のように見えて、実は最も不自由である、というはなし。 民衆の風刺としての「キュニシズム」自分たちの力の届かない権力者の言葉や行動の「キレイ事」を、皮肉や風刺を通して、隠されている利己的な関心、暴力、権力欲を暴くことを「キュニシズム」といいます*1。 権力者... 続きを読む
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はてなブックマークは旧UIも併存していて、埋め込むことも可能です -... d:id:repon
旧UIで表示したければ、こんな感じ。はてなブックマーク - 当たり前すぎて会社では教えてくれないフレッシュマンの作法 - reponの日記 旧UIのブックマークを作成するツールを作りました。 はてなブックマーク 旧UI表示ページ URL作成ツール (旧UI) 旧UIのurlの規則元のurlが ... 続きを読む
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経路の問題 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) d:id:repon
二人の子どもに分数の足し算を教えた。 「1/3+1/4 は?」「1/12」 ふたりとも同じように間違える。 「答えは7/12。どうしてだかわかる?」とたずねる。 異なる経路一人は興味深そうに耳を傾ける。「1/3というのは、ひとつのケーキを三つに割った、切れ端のことなんだ」そう説明を始める。「3... 続きを読む
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言葉はいつも伝わらない - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫... d:id:repon
不安の解消がひとつの言葉で集約できること自体が、期間限定地域限定の出来事だ。常識というのはその限定条件(パースペクティブ)の中でのみ通用する。実際には、その言葉を契機に受け手が模索するなかで動的に個別具体的に解消されている。 言葉は静的に受け取られる。受け手を取り巻く限定条件によって受け取られ... 続きを読む
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ドラマ「相棒」Session9 第8話「ボーダーライン」の衝撃 - reponの日... d:id:repon
たまたま観たドラマだったのですが、30代中盤の男性が「堕ちていく」過程をつぶさに追っていて、これはひとつのチャートだな、と思ったのでまとめてみました。 「+→0」は、持っていたものを失ったこと、「0→−」は、負債を背負わされることを示しています。(罫線がなくてすみません……)日時出来事雇用人間... 続きを読む
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「働くときに知っておくべき法律知識」のハンドブックがフリーで配布... d:id:repon
厚生労働省:「知って役立つ労働法」〜働くときに必要な基礎知識〜を作成しました―就職を控えた学生、若者向けのわかりやすい労働法のハンドブック― これは良いです。働くときに知っておくべき法律知識が網羅されています。 労働法って、「雇用されるもの」は全員当てはまるんですね。パートでもアルバイトでも派... 続きを読む
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洗脳の連鎖 - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) d:id:repon
以前書いたエントリを、いろいろびびって消しました。でも、再掲します。仕事で実際にあったことです。 上司「repon君、あの仕事はどうなった?」私「(忙しいのに呼ぶなよ)あの仕事、とはなんでしょう?」上司「はぁ?あの、宣伝物の仕事だよ」私「ああ、あれは前回の会議で、次回持ち越しになったはずでは」... 続きを読む
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愚かさは罪なのか - reponの日記 ないわ〜 404 NotFound(暫定) d:id:repon
今日「話題の記事」に上がっていた「システムが無くなった日」というエントリを読んで、思うところがあったので書きます。 このエントリの結論は、「一人の工場長の愚かな判断が、多くの人を過労死させ、自殺に追い込み、システムそのものをも失わせた。たった一人の判断が、このような悲劇を生むこともあるのだ」と... 続きを読む
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「未来改造のススメ」を読んだ - reponの日記 ないわ〜 404 NotFoun... d:id:repon
未来改造のススメ 脱「お金」時代の幸福論作者: 岡田 斗司夫,小飼弾出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2010/07/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (7件) を見る 一気に読みました。 なんというか、「次の社会の話」をしている感じでした。 わ... 続きを読む
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日本の借金は誰が支えているのか? - reponの日記 ないわ〜 404 Not... d:id:repon
「日本の借金が1000億円近くなって大変だ、だから増税する」という話になり、それが消費税なのか法人税なのかなどが先日の参院選では論点になりました。私がわからなかったのは、この1000億円近い借金は誰がどのように国債を買って支えているのか、ということでした。 こちらの記事「為替王 : 見てすぐ分... 続きを読む