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都甲『21世紀の世界文学30冊』:紹介としてはよいながら視野が狭く筋... d:id:wlj-Friday
21世紀の世界文学30冊を読む作者: 都甲幸治出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る世界文学、と称しつつ紹介されているのは英語の小説、特にアメリカ中心。著者もそれを気にしているようで、「はじめに」であれこれ言い訳する。英... 続きを読む
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ガードナー『専門家の予想はサルにも劣る』:よい本。特にエーリック... d:id:wlj-Friday
専門家の予測はサルにも劣る作者: ダン・ガードナー,川添節子出版社/メーカー: 飛鳥新社発売日: 2012/05/23メディア: 単行本(ソフトカバー)クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 専門家の予想というのはなかなか当たらん、それどころか専門家はみんなすでにわかっているこ... 続きを読む
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コリアー『収奪の星』 - 山形浩生 の「経済のトリセツ」 Formerly... d:id:wlj-Friday
収奪の星―― 天然資源と貧困削減の経済学作者: ポール・コリアー,村井章子出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2012/03/20メディア: 単行本クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る資源は途上国にとって諸刃の剣だ。収入は増えるが、利権と汚職の温床になったり、資源収入への... 続きを読む
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ハンフリー『ソウルダスト』:意識の話はむずかしいわー。 - 山形浩... d:id:wlj-Friday
ソウルダスト――〈意識〉という魅惑の幻想作者: ニコラス・ハンフリー,柴田裕之出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2012/04/27メディア: 単行本クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見るうーん、意識やクオリアの話はどうしてもウダウダしくなってしまうなあ。ハンフリーにし... 続きを読む
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垂水『進化論の何が問題か:ドーキンスとグールドの論争』:グールド... d:id:wlj-Friday
進化論の何が問題か―ドーキンスとグールドの論争作者: 垂水雄二出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2012/05メディア: 単行本この商品を含むブログを見るドーキンスとグールドは対立することもあったが、どっちも進化論を重視し、創造論に反対し、論争も切磋琢磨しあうものだったんですよ、という本。... 続きを読む
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瀝青会『今和次郎「日本の民家」再訪』 - 山形浩生 の「経済のトリセ... d:id:wlj-Friday
今和次郎「日本の民家」再訪作者: 瀝青会,中谷礼仁,石川初,菊地曉,福島加津也,御船達雄,清水重敦,大高隆出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2012/03/25メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 47回この商品を含むブログ (5件) を見る(本文は朝日サイトに載ったらあげる)コメント... 続きを読む
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ピンチョン『LAヴァ椅子』:散漫。猥雑にならずに散漫。ぼくにはあん... d:id:wlj-Friday
トマス・ピンチョン全小説 LAヴァイス (Thomas Pynchon Complete Collection)作者: トマスピンチョン,Thomas Pynchon,栩木玲子,佐藤良明出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/04/27メディア: 単行本クリック: 8回この商品を含むブロ... 続きを読む
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横山『妖怪手品の時代』:手品でいろいろ妖怪を出す芸の系譜。楽しく... d:id:wlj-Friday
妖怪手品の時代作者: 横山泰子出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2012/04/25メディア: 単行本クリック: 1回この商品を含むブログを見る江戸時代には、くだらないのから手の込んだ物まで、妖怪をいろいろ出して見せるようなお座敷芸や手品がたくさんあった。単にお猪口をかぶるだけの、旬歓迎みた... 続きを読む
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高山『黒人コミュニティ』:黒人コミュニティのダメなところを率直に... d:id:wlj-Friday
黒人コミュニティ、「被差別と憎悪と依存」の現在――シカゴの黒人ファミリーと生きて作者: 高山マミ出版社/メーカー: 亜紀書房発売日: 2012/05/09メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る本書に書いたようなことを、社会学者とか経済学者が書いたら、差別だとか、調査のゆが... 続きを読む
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橘『(日本人)』:風呂敷は広げたがぼくにはあまり目新しいことはない... d:id:wlj-Friday
(日本人)作者: 橘玲出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/05/11メディア: 単行本クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る橘令の日本人論みたいなもんなんだけれど、前半とかはずっと、ピンカーや進化心理学やダイアモンドや、その他あれやこれやのゆるいまとめみたいな話が続い... 続きを読む
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新田『アメリカ文学のカルトグラフィ』:あんまり認知地図になってま... d:id:wlj-Friday
アメリカ文学のカルトグラフィ ――批評による認知地図の試み作者: 新田啓子出版社/メーカー: 研究社発売日: 2012/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログを見る批評による認知地図の試み、というんだが、あまり認知地図にはなっていない。あとがきで、ジェイムソンが認知地図というのはケヴ... 続きを読む
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大槻『サブカルで食う』:大槻モヨコ殿の一代記。楽しいよ。 - 山形... d:id:wlj-Friday
サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法作者: 大槻ケンヂ出版社/メーカー: 白夜書房発売日: 2012/04/28メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 211回この商品を含むブログ (4件) を見る大槻先生がお書きになった――というより語り下ろした、と... 続きを読む
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篠原『全-生活論』:全体性が重要といいつつ全体性って何かも言えず... d:id:wlj-Friday
全―生活論: 転形期の公共空間作者: 篠原雅武出版社/メーカー: 以文社発売日: 2012/04/26メディア: 単行本クリック: 15回この商品を含むブログ (2件) を見るうーん、やめてほしいんだよね、この手の哲学的なお遊びに「転形期の公共空間」なんて副題つけるのは。公共スペースデザインの... 続きを読む
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フランク『時間と宇宙のすべて』:科学的な時間のとらえ方と一般的な... d:id:wlj-Friday
時間と宇宙のすべて作者: アダム・フランク,Adam Frank,水谷淳出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2012/04/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る Time, Space, and Everything にかけた題名かと思ったら、原題は About Ti... 続きを読む
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川上他『ヒトはなぜほほえむのか』:まとまりが悪すぎる。次回はもっ... d:id:wlj-Friday
ヒトはなぜほほえむのか―進化と発達にさぐる微笑の起源作者: 川上清文,川上文人,高井清子出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2012/04/17メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るヒトはなぜほほえむのか、という本だけれど、ヒトがなぜほほえむのかは、結局仮説としても軽く紹介さ... 続きを読む
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山内『ウィルスと地球生命』:おもしろいネタ豊富、まとまりもよく、... d:id:wlj-Friday
ウイルスと地球生命 (岩波科学ライブラリー)作者: 山内一也出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/04/14メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見るウィルスというものが、みんなの思っているよりずっと多才な役割を果たしているという本。進化にも役立ち、作物の品種改良に... 続きを読む
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堀江『時計回りの振り子』:こういう余韻のある文はうらやましい。 -... d:id:wlj-Friday
振り子で言葉を探るように作者: 堀江 敏幸出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2012/03/15メディア: 単行本クリック: 11回この商品を含むブログ (6件) を見る時計まわりで迂回すること 回送電車?作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2012/03/23メデ... 続きを読む
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ウォールセン『バイオパンク』:新ジャンルに取り組むアマチュアたち... d:id:wlj-Friday
バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!作者: マーカス・ウォールセン,矢野真千子出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/02/21メディア: 単行本(ソフトカバー)クリック: 17回この商品を含むブログ (3件) を見る遺伝子組み換え、と聞いただけで怖じ気づく人は多いが、その... 続きを読む
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今和次郎『日本の民家』:民家の持つ合理性を見抜いた名著 - 山形浩... d:id:wlj-Friday
日本の民家 (1937年)作者: 今和次郎出版社/メーカー: 更生閣書店発売日: 1937/07メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る久しぶりに読んだ。考現学の今和次郎が、日本の民家をあちこち調べてまわって記録した本。学生の頃に一度読んだ記憶があるが、ほとんど忘れていたけれど、こ... 続きを読む
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ポズナー&ロスバート『脳を教育する』:いい本だが専門的。 - 山形... d:id:wlj-Friday
脳を教育する作者: マイケル・I.ポズナー,メアリー・K.ロスバート,無藤隆,近藤隆文出版社/メーカー: 青灯社発売日: 2012/03/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る装幀やタイトル表紙は結構通俗科学書に見せようとしているけれど、かなり専門的。第一章は、ずっと... 続きを読む
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