ニュース - 文化 - エベレスト登山、シェルパの役割に変化 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サ...
世界最高峰エベレストで4月29日、ネパール人ガイド(シェルパ)と欧州の登山家グループの間で乱闘事件が発生した。その後、シェルパの文化や登山者との社会的な関係性について、素朴な疑問が投げかけられている。ヒマラヤ登山には欠かせないシェルパだが、彼らが実際に果たす役...
- 学び
- 2013/05/02 21:15
世界最高峰エベレストで4月29日、ネパール人ガイド(シェルパ)と欧州の登山家グループの間で乱闘事件が発生した。その後、シェルパの文化や登山者との社会的な関係性について、素朴な疑問が投げかけられている。ヒマラヤ登山には欠かせないシェルパだが、彼らが実際に果たす役...
土星の北極付近に発生した“モンスター級”の嵐が、NASAの土星探査機カッシーニによってとらえられた。地球に発生する同様の嵐についての理解を深めるのに役立つと期待されている。 「この巨大嵐は形態的に地球のハリケーンや台風と似通っていて、中心に目があり、その周囲を雲...
4月16日、欧州連合(EU)域内排出量取引制度(EU ETS)の低迷する炭素価格の高騰を誘う対策案、「バックローディング(排出枠の入札延期措置)」が、欧州議会において賛成315票、反対334票、棄権63票で否決された。EUの排出量取引市場の炭素価格は、2008年に1トンあたり約31ユ...
鳥の脚は奇妙な形に折れ曲がっているが、この進化的適応は1億年以上前、祖先に当たる恐竜の段階で始まったものであることが、最新の研究で示された。意外なことに、この変化は空を飛ぶ能力を獲得するより前に起こったものだという。 今回の研究は、さまざまな化石にデジタルで...
地球の極地方から波長がキロメートル級の電波が連続して宇宙空間に放射されていることを、東北大学大学院惑星プラズマ・大気研究センターの森岡昭名誉教授らと名古屋大学、京都大学、カリフォルニア大学の研究者らが発見した。日本の磁気圏尾部観測衛星ジオテイル(Geotail、19...
今からおよそ4000年前に、現在のパキスタンからインド西部の一帯に栄えたインダス文明。都市計画の行き届いた居住地をはじめ、精巧な宝飾品や、当時としては最高度の排水溝設備など、極めて高かった文明の水準がうかがわれる。だが、文明を築き恩恵を享受していた人々について...
進化的に「トカゲやヘビに近い?」などの諸説があったカメ類は、ワニやトリ、恐竜に近い起源を持つことが、日本の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの倉谷滋グループディレクターらと中国、英国などの国際チームの研究で分かった。 研究チームは、スッポンとアオウミ...
中国の小麦畑でペレット状の化学肥料が撒かれている(2011年撮影)。藻の大発生による被害を招く窒素やリンが環境に流れ出すのは、こうした肥料の過剰使用が原因だ。
あまたの文明は栄枯盛衰の理をあらわすものだが、それぞれの起源は曖昧で、ほとんど未解明の場合も多い。最近、マヤ文明に関して新たな論文が発表され、謎に包まれた初期時代に驚くべき光が当たっている。 メソアメリカのマヤ低地の古典期(西暦300~950年)は考古学でよく扱わ...
ヒトも含めた多くの動物にとって、新しい歌を獲得したり、捕食の際に道具を使ったり、群れに特有の習慣を身につけたりするうえで、周囲から教わることは重要なステップだ。 クジラやイルカなどクジラ目の動物に文化や伝統が存在するかどうかは議論の的となってきた。ここで文化...
現代ヨーロッパの遺伝学的な歴史が初めて詳述された。最新の研究によれば、民族としてのヨーロッパ人は予想以上に歴史が浅いかもしれないという。 古代の骨から採取したDNAを調べた結果、現代ヨーロッパ人の遺伝子構造は6500年前、新石器時代の中期にあたる紀元前4500年頃に定...
人と人とが交互に言葉を発すると互いの発話リズムがそろい、脳波リズムも同調してくることが、理化学研究所・脳科学総合研究センターの川崎真弘研究員(現・筑波大学システム情報系助教)や神経情報基盤センターの山口陽子センター長らの研究で分かった。「あの人とはリズム(...
ハワイ島のカムエラ(Kamuela)にある、ハワイ・プレパラトリー・アカデミー(Hawaii Preparatory Academy)の校舎、エネルギー・ラボ(Energy Lab)。2010年に完成したこの学習センターは研究所と展示場を兼ねており、環境技術について学ぶため学生たちが通う。アメリカグリー...
地球から約90億光年も離れ、太陽の1000億倍の明るさをもつとされる“超高輝度”の超新星の光が、実は、地球との間にある銀河などの大質量の天体によって空間が曲げられる「重力レンズ効果」で集光され、実際の約30倍も明るく見えていたことが分かった。東京大学国際高等研究所...
ドイツ、ハンブルクの国際建築見本市で発表された15室のアパート「BIQ」。南面には藻が入った長方形のガラスパネル(バイオリアクター)が設置されており、電力の一部を賄えるという。建築事務所「Splitterwerk Architects」と技術コンサルタント企業「アラップ」がプロトタイ...
南部アフリカのボツワナで、オスのヒョウ(学名:Panthera pardus)が子どもを食べる珍しい写真が撮影された。 オカバンゴ・デルタのモンボにあるサファリキャンプ、「Wilderness Safaris」のライアン・グリーン(Ryan Green)氏は3月、デルタでよく知られたメスのヒョウ「レガ...