「縮景園図巻」。1788~91年の完成後、園の改修に合わせて部分的に貼り紙を施し、1801年ごろの景観を表しているとみられる(頼山陽史跡資料館提供) 国の名勝、縮景園(広島市中区)の全景を描いた最古の絵図が、東区の民家で見つかった。調査に当たった頼山陽史跡資料館(中区)が23日、報道陣に公開した。広島藩の7代藩主浅野重晟(しげあきら)が園を大規模改修した直後の1788~91年の作とみられ、これまで最古だった絵図から20年程度さかのぼる。 ▶松に「こも巻き」寒さよけじゃない理由 広島の縮景園 ▶縮景園、春先はこんなことが… ▽頼山陽史跡資料館や県立美術館で公開