イラスト:西アズナブル お上品にいうところの「授かり婚」が、市民権を得つつある今日このごろ。さすがに「結婚式が終わるまでは清い関係で!」と決意しているカップルも少ないとは思うのだが。いざ、その場を迎えたならば、やっぱりドキドキしてしまいそうなのが、いわゆる初夜というもの(キャー)。 初の文字がつく以上、いつもの夜と同じでは申し訳ない気もするが、さりとて結婚に関するイマドキのマナー本を参照しても、さすがに『正しい初夜の過ごし方』までは載っていない。そもそも、初夜の正しい過ごし方なんてあるのかねと思い調べたところ。なんと、あったんです。しかも、これがなんとも摩訶不思議!! まずは、ベッドイン前の儀式「床盃」。東枕に敷かれた寝具がある部屋で、まず夫が冷酒を一杯。その盃を妻が受け取り一杯。さらに夫がもう一杯、と3回盃を渡しあう。 次に、ベッドインの儀式「床入」。あらかじめ用意されている、穂長