18日付のイタリア紙コリエレ・デラ・セラによると、北部ベネチア市はチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世を同市に招待し、来月10日に名誉市民の称号を授与することになった。 ローマ市も同9日に名誉市民の称号を授与する予定で、イタリアの自治体による2日連続の授与となる。いずれも、チベット問題を国際的にアピールすることが目的で中国の反発も予想される。 関連記事仏大統領、ダライ・ラマと会談 中国は…サルコジ大統領がダライ・ラマと会談 …記事本文の続き ベネチア市はこれまでに、旧ソ連の反体制物理学者サハロフ氏や南アフリカのマンデラ元大統領ら世界の人権活動家らに名誉市民称号を授与している。(共同)