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円安とは
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この春、新しく管理職やリーダーになった人、毎日忙し過ぎてマネジメントの学びを深めることができていない人…そんな人におすすめのビジネス書を紹介した記事をまとめました。メンバーのやる気を高めたい、部下を上手に育てたい、マネジメントの極意をおさらいしたい、自分なりのリーダー像を持ちたい、組織の目標を達成したい、面談のやり方、話し方を学びたい…リーダーとしての心得から実務に役立つマネジメント術まで、おすすめのビジネス名著をまとめて紹介します。 部下のケアも学べるマネジメントの名著5冊 リーダーを任されると、自分がプレーヤーだった頃とは、環境や求められるものが大きく変わり、想定外のことがたくさん起こります。初めてのマネジメントでも、人をマネージするためのスキルを学習することで、部下やメンバーとの関係性がぐんと良くなることがあります。今回は、「部下のケア」も含めたマネジメント術が学べる5冊を紹介。 順
茶道具作りと茶室デザインに興味 落合さんが茶道を始めたきっかけは、茶道や美術の専門出版社である 淡交社 から執筆依頼があったことでしたね。 2018年に日本科学未来館で「計算機と自然、計算機の自然」の常設展を企画したとき、楽焼の16代当主、樂 吉左衞門の茶わんを3Dプリンターで再現した作品を出したりしていました。 その頃、淡交社の編集者から茶道雑誌「淡交」で書いてほしいと言われ、「茶道はまったく知らないです」と答えたら、「じゃあ、習いましょう」ということで、東京の茶道会館でお稽古を始めました。習ったことをひたすら原稿に書くという連載を2021年1月号から始めました。 茶道をやっていて楽しいのは、茶道具に季節感があることですね。例えば、夏は「葉蓋(はぶた)」といって、水指(みずさし:水を入れる道具)の蓋の代わりに梶の葉を使ったりします。祖父がお茶をやっていたので、納戸から道具を探して持って来
ちょっと考え方を変えるだけで目の前の事象が違って見える、アイデアが生まれる、ビジネスヒントに気づきやすくなる、仕事の生産性が上がりクリエーティブになる、人間関係がうまくいく…。仕事も人生もうまくいく「思考法」が身につく5冊を選びました。新入社員からベテランまで、どんなビジネスパーソンにも役立つノウハウが詰まっています。 1. 『余白思考 アートとデザインのプロがビジネスで大事にしている「ロジカル」を超える技術』 著者/山崎晴太郎 「余白=埋めるもの・まだ何も書かれていないスペース」だと思っていませんか? その発想をやめ、「いかに“いい余白”をつくるか」に考え方を変えること。それだけで、物事の捉え方・見え方が変わり、思考の幅が広がります。 TBS「情報7daysニュースキャスター」、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」に出演する気鋭のコメンテーターで、アーティスト・デザイナー、経営者の著者が
日経BOOKプラスに掲載されている記事、本、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。本サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。
5年生存率がわずか8.5%しかない「膵臓がん」。政治家や芸能人などがこのがんで亡くなると大きなニュースとなり、最近は余命わずかな膵臓がん患者の主人公が登場するTVドラマが放送されたり、膵臓がんに罹患したことを公表する著名人もいらっしゃいます。 メディアで語られる膵臓がんのイメージは「不治の病」でしょう。膵臓がんの根治が期待できる治療は外科手術ですが、がんが見つかったときに手術ができない段階だったケースが多いために、膵臓がんの5年生存率が低くなっているという事情があります。 しかし、それに挑戦したのが「尾道方式」でした。膵臓がんの危険因子をもつ方に地域の診療所やクリニックで腹部エコー(超音波)などの検査を受けていただき、疑わしい症状が見られた場合には積極的に中核病院で詳しい検査を行うことで早期発見を実現し、5年生存率を約20%にまで改善したのです。 開業医に怒られながら始めた早期診断 今では
多様性の時代といわれて久しいが、期待されて職場に入ったのに、いまひとつ評価が上がらない人がいる。理屈ではなかなか理解ができない人たちの深層心理を分析し、その思考法を受け入れるヒントを提供する。今回は心が折れすぎる人に対して、どのように対応すればよいかを解説する。日経プレミアシリーズ『「指示通り」ができない人たち』(榎本博明著)より抜粋。 落ち込み方が激しくなかなか回復しない いつの頃からか「心が折れる」という言葉を耳にするようになった。かつてはそのような言い回しはなかったと思うが、それだけ落ち込みやすい人が増えているということなのだろう。 頑張ったのに思うような成果が出ない場合、だれだって気分は落ち込むはずだ。それは、何も仕事に限らず、学校時代の勉強や部活でも、だれもが経験したことがあるのではないだろうか。だが、その落ち込みが極端な人がいる。 そうした落ち込みやすい従業員の処遇に困っている
話し方のキモは「口を開く前」にあり ──『伝え方が9割』(ダイヤモンド社)、『人は話し方が9割』(すばる舎)など、コミュニケーションについての本は世に多くのベストセラーがあり、類書も続々と刊行されています。安達さんの著作『頭のいい人が話す前に考えていること』は、この激戦区に近いジャンルで既に55万部超と、2023年を代表するビジネス書の大ヒットとなりました。自身では勝因をどう分析していますか? まず前提として、伝え方や話し方の本が求められ続けている背景には、製造からサービスへと比重が推移してきた日本の産業構造の変化があります。その変化の中で、知識や情報の受け渡しが必要な「知識労働者」の割合が増えていきました。企業が新卒採用で重視する点も、かつては「協調性」といわれていたのが、今はコミュニケーション能力がぶっちぎりのトップです。 さらに、ビジネスで求められるコミュニケーションのレベルも、時代
「昭和」が終わって三十数年。あなた自身が「昭和人間」の場合も、身近な「昭和人間」についても、取り扱い方にはちょっとしたコツが必要です。「昭和人間」ならではの持ち味や真価を存分に発揮したりさせたり、インストールされているOSの弱点をカバーしたりするために、有効で安全なトリセツを考えてみましょう。今回は日本に対する“セルフイメージ”について。 人は「過去の栄光」が、なかなか忘れられません。そして、漠然と抱いている「セルフイメージ」は、最も輝いていた時期をベースにしがち。今は「セルフイメージ」から遠くかけ離れていると分かってはいても、素直に認めるのは至難の業です。 いや、個々人の過去と現在の話ではありません。確かに昭和人間は、自分自身に関しても「セルフイメージ」と実態とのギャップを折に触れて感じさせられています。微妙に重なる話かもしれませんが、ここで考えたいのは、「日本」という国に対する認識につ
微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)を活用した食品やバイオ燃料などを開発・販売して急成長しているベンチャー企業、ユーグレナ社。同社のCo-CEOを務める植村弘子さんは、毎月15冊以上の本を読む読者家です。植村さんが仕事をする上で実際に役立っている本を3冊挙げてもらいました。10年以上繰り返し読んでいる本や、植村さんの前職で上司だった一休の社長がデータドリブン経営の秘訣を明かす本などを紹介します。 読む度に刺さる言葉が違う本 ユーグレナ社は、世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養に成功した会社です。現在はサプリメントや化粧品といった主力のヘルスケア事業に加え、バイオ燃料や肥料といった領域にも事業を広げています。 私は2023年4月にユーグレナ社に転職し、現在はCo-CEO兼COO(最高業務責任者)を務めています。Co-CEOは2人体制で、私が主に人・組織、事業領域、もう1名の若原
通信教育事業を中核に参考書・問題集の出版や塾経営などさまざまな教育サービスを提供するZ会グループ。Z会では、昇格試験のために階層別の課題図書を設定しているといいます。後編の今回は、マネジメント層に上がるための課題図書3冊を紹介。「経営学の父」ドラッカーや入山章栄・早稲田大学ビジネススクール教授の著書などが登場します。同社総務人事部の穴澤英美子さん、中島貴之さん、小林千晶さんに聞きました。 前編「 Z会 社内の「共通言語」を作る昇格試験の課題図書4冊 」 ブームの前からドラッカーは課題図書 日経BOOKプラス編集部(以下、──) 前回は社員が受ける昇格試験の仕組みと、一般社員内の昇格試験の課題図書4冊について聞きました。今回は、役職任用資格を得るための試験の課題図書について教えてください。さらに3冊増えるそうですね。 総務人事部人材開発課 採用・教育担当 中島貴之さん(以下、中島) はい。以
中学生の20人に1人が不登校という時代、「Z世代の最先端」を走るのは、かつてなら「エラー」とみなされた人たちだ。エンタメ社会学者の中山淳雄氏の最新刊『 クリエイターワンダーランド 』から一部を抜粋・再構成する。第3回は、Vチューバーユニット「すとぷり」を立ち上げた「ななもり。」などのクリエイターが、日本における「普通」から脱却し、新しい道を切り開いている社会変化について分析する。(文中敬称略) 「消費者」はときに「キュレーター」にもなり、「クリエイター」にもなる。その中間地点に位置づけられる“新しいユーザー”が「ミキサー」や「推し活ファン」、そして「ビルダー」なのだ。 彼らの目的は、必ずしも自分自身が舞台に立つことではない。自分が舞台袖で支援をすることによって、推しが舞台でより輝くことである。稀にそこから不世出のクリエイターが生まれ、自身がアーティストとなることもあるが、基本的には前に出る
通信教育事業を中核に参考書・問題集の出版や塾経営などさまざまな教育サービスを提供するZ会グループ。Z会では、昇格試験のために階層別の課題図書を設定しているといいます。どのような本を選び、どのように試験を行っているのでしょうか。同社総務人事部の穴澤英美子さん、中島貴之さん、小林千晶さんに聞きました。前編の今回は、昇格試験の仕組みと一般社員階層の課題図書について。 1回目の昇格試験の課題図書は? 日経BOOKプラス編集部(以下、──) Z会には受験勉強でお世話になった人も多いと思います。現在の事業内容を教えてください。 総務人事部人材開発課 採用・教育担当 小林千晶さん(以下、小林) 1931年に通信教育事業からスタートしました。現在は幼児から社会人までを対象に、出版や塾経営と事業を多角化していますが、やはり中核は通信教育となります。
『CODE』という書名から、符号化(エンコード)に関する本かと思われるかもしれないが、それだけではない。情報の符号化からスタートして、情報を処理する論理演算やデジタル回路、コンピュータの構成要素である中央演算処理装置(CPU)やメモリーと話題が進んでいき、ゴールとしてコンピュータを動作させるプログラムの仕組みまでを解説している。もしも、勝手に書名を変更してよいなら「コンピュータとプログラムの仕組み大全」がふさわしいだろう。評者の著書である『プログラムはなぜ動くのか』や『コンピュータははぜ動くのか』をお読みいただいたことがあるなら、両書の内容を一冊にまとめて、徹底的に詳しくしたような本である。この第2版では、特にCPUに関する説明がより詳しくなっている。 著者のチャールズ・ペゾルド氏は『プログラミングWindows』でよく知られている。これは、初期のWindowsの時代に、Windows用の
新刊『 妻の実家のとうふ店を400億円企業にした元営業マンの話 』の著者、編集Yこと山中浩之氏が日経ビジネス電子版で始めた連載「数字で縛ればやる気が逃げる」。自著の取材を振り返りながら、あれこれ考えを深めていくコラムを日経BOOKプラスでも転載させてもらうことになりました。とても面白い記事なのでぜひ読んでいただきたいのですが、せっかく「本の情報」を発信する当サイトですので、元記事には収録されていないオリジナルコンテンツとして、記事の関連箇所を書籍から抜粋して掲載します。本書の主人公たる相模屋食料の鳥越淳司社長と編集Yのテンポの良いやり取り。そこで明らかになっていく「数字の罠」とその飛び越え方。記事と共に、本の魅力もしっかりお伝えできれば幸いです。第5回は「相模屋式N字再建」について考えます。(日経BOOKプラス編集部) 企業経営にとって重要な「数字」と「やる気」をどうやったら両立できるか。
20世紀を代表する哲学者、カール・ポパーが、第2次世界大戦の最中、亡命先のニュージーランドで執筆した『開かれた社会とその敵』は、左右の全体主義に対するスリリングな批判の書だ。1989年のベルリンの壁の崩壊、91年のソ連の崩壊で、「開かれた社会」と「閉じた社会」の対立には決着がついたかにみえた。しかし実際には、「開かれた社会」への挑戦はなくなるどころか、21世紀の今、募りつつある。 左右の全体主義と対峙したポパー 「当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください」。店に入るとそう書いてある。山で道に迷った若者たちは、「山猫軒」というおいしそうな西洋料理店を見つけてわくわくする。店からの注文に従い、服を脱ぎ、肌にクリームや塩を塗っていくと、「さあさあおなかにおはいりください」。料理を食べるつもりが、反対に「山猫軒」が2人を食べる算段だったのだ。 宮沢賢治の童話『 注文の多い料理店 』
ダイバーシティ推進やパワハラ防止、働き方改革、コンプライアンス(法令順守)の徹底など、企業を取り巻く労働環境は一昔前と比べて変化しました。けれど、意思決定層と現場との間に立ちはだかる「ジジイの壁」は一部の組織に依然として残っています。なぜ日本では「ジジイの壁」が生まれやすく、これほど強固なのか。日経プレミアシリーズ『 働かないニッポン 』の著者、河合薫さんに聞きます。 意思決定層と現場の間に分厚い「壁」 編集部(以下、――) 自民党の裏金疑惑やダイハツの品質不正問題、日本大学の一連の不祥事など、最近のニュースを見ていて、河合さんが7年前に刊行した『 他人をバカにしたがる男たち 』(日経プレミアシリーズ)の中で触れていた「ジジイの壁」という言葉を思い出しました。 河合薫さん(以下、河合) 「ジジイの壁」という言葉を聞いて、「ジジイ」という言葉に抵抗を感じる人も多いかもしれませんが、男性を指し
三国志マニア、研究者のニッポン放送アナウンサー・箱崎みどりさんによれば、三国志はラーメンみたいなものだという。味付けや素材の違いなどで膨大な数の関連作品が生まれているからだ。近年の三国志関連小説は、史書『三国志』を素材にしたものが多く、2023年10月に刊行された『諸葛亮』(宮城谷昌光著)もその一つだ。本書は「スーパーマン」孔明ではなく、「人間」孔明に焦点を当て、丁寧にその生涯を描く。他方で、史料には出てこない人物に重要な役割を与えているのも魅力だ。 三国志はラーメンに似ている 私はよく言うのですが、三国志の多様性はラーメンに似ていると思います。 一口にラーメンといっても、麺もスープもさまざま。全国各地のご当地ラーメンをはじめ、昔ながらの味もあれば、斬新なものも次々と登場しています。だからどれだけ食べても飽きないし、次はどんなラーメンに出合えるだろうという楽しみもある。三国志の世界もそんな
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