サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
円安とは
gentosha-go.com
「S&P500が週間ベースで5%以上下落したら買うだけ」というシンプルな「▲5%ルール投資法」。実際にどれほどの成果を出せるのでしょうか。本記事では『知識も時間もないですが、新NISAでほったらかし投資よりお金を増やしたいです』(KADOKAWA)から、この投資法の考案者〈投資塾ゆう氏〉が、過去のデータからその成果を解説します。 24年で1944万円が1億1846万円になる投資方法とは 私が考案した「▲5%ルール投資法」は、とてもシンプルなルールに従って投資する方法です。株価指数の中で世界一重要なS&P500が週間ベース(前週の金曜日の終値から今週の金曜日の終値)で5%以上下落したら買い、それ以外の時には買いません。 週末にだけ株価をチェックして、▲5%ルールのシグナルが点灯するのを確認した時に一括投資します。それだけで、投資の成果は大きく向上し、積み立て投資では得られない短期的な利益が得
通常、会社員は自ら確定申告をする必要がないため、所得控除などの節税方法をあまり知らない方もいるでしょう。前回記事では、確定申告でしか処理できない「3つの物的控除」を紹介しました。今回も引き続き、稲垣啓氏の著書『イラストでサクッとわかる 日本一たのしい税金の授業』(日本実業出版社)より一部を抜粋し、会社員が使える所得控除について紹介します。 「会社員の必要経費」が認められるようになったワケ 法学部で勉強されたことのある方なら、一度は聞かれたであろう「サラリーマン税金訴訟」もしくは「大島訴訟」を紹介しておきましょう。 【事件の概要】 サラリーマンがもらう給与・賞与は「給与所得」(所法28①、所令64、65)に分類されるのに対し、個人事業主などが得る収入は「事業所得」(所法27①、所令63)になります。 事業所得者の必要経費は、実際に払ったものであれば、この金額を控除できます(所法27②)が、必
起業と聞くと「特別なスキルや才能、資産がなければ成功しない」と考える人は少なくありません。しかし、日本では1日におよそ400社近くの法人が設立されています(東京商工リサーチ:2022年「全国新設法人動向」調査より)。今回、経営コンサルタントの鈴木健二郎氏が、起業に対するイメージが変わるかもしれない具体的な事例を紹介します。 会社では“地味なオタク”のレッテルを貼られていたTさん あなたの会社にも、派手な成果を上げるわけでもなくどちらかというと目立たないが、ある特定の分野ではものすごい知識と情熱を持ち合わせている、いわゆる“オタク気質”の人はいないだろうか。 残念ながらたいていの場合、こうした人の周囲からの評価は高くなく、普段は「変わった人」「地味」といったレッテルを貼られ、重宝されているとは言い難いケースが少なくない。 都内にある、30人ほどの従業員を持つシステム会社に契約社員として勤めて
公益財団法人 日本生産性本部『労働生産性の国際比較2023』とともに、「安いニッポン」の実態をみていきます。 OECD加盟国38ヵ国中31位の「日本の労働生産性」 公益財団法人 日本生産性本部『労働生産性の国際比較2023』によると、2022年の日本の一人当たり労働生産性は、85,329ドル(833万円)。OECD加盟国38ヵ国中31位。2022年調査の「29位」から2つランクを下げ、1970年以降もっとも低い順位となりました。 近似値を記録しているのは、ポルトガル(88,777ドル/866万円)やハンガリー(85,476ドル/834万円)、ラトビア(83,982ドル/819万円)といった、ヨーロッパでは比較的物価が安いとされている国々です。 ちなみに労働生産性とは、従業員一人当たりの付加価値額を言い、付加価値額を従業員数で除したものです。労働の効率性を計る尺度であり、労働生産性が高い場合
毎年110万円までの贈与には税金がかかりません。また控除を受けるための手続き等も不要なことから、広く活用されています。しかし、贈与のやり方を間違えると「年110万円以内」でも課税対象とされるケースがあると、多賀谷会計事務所の宮路幸人税理士はいいます。いったいどのようなポイントに注意しなければならないのか、事例からみていきましょう。 夫婦で居酒屋を営んでいたBさんに「税務調査」の連絡が 夫婦で居酒屋を営む個人事業主のAさん(85歳)と妻のBさん(80歳※当時)。地元住民に愛される昔ながらの居酒屋でしたが、数年前にとある作品の舞台となったことでここ数年売上が急増。忙しくも充実した毎日を送っていました。 そんなある日のこと、夫のAさんが心筋梗塞で倒れ、そのまま帰らぬ人に。Bさんは突然のことで大きなショックを受けましたが、なんとか葬儀を済ませました。 常連客の希望もあり、Bさんはなんとか居酒屋を続
ITエンジニア、クリエーターなど、ポータブルで能力の高い人のなかには、会社員ではなく、フリーランスや個人事業主を選択する人が増えています。インターネット環境さえあればどこでも就業可能という人は、節税のため、日本を脱出する選択肢もアリかもしれません。※本記事は、OWL Investmentsのマネージング・ディレクターの小峰孝史弁護士が監修、OWL Investmentsが執筆・編集したものです。 これからのフリーランス「税率の低い国に住む」という選択肢も 最近では、若い世代を中心に、企業に雇われることなく、フリーランスや個人事業主として働く人が増えています。 日本で仕事をしていると、高所得者ほど、累進課税方式の所得税と高額の社会保険料に苦しむことになるわけですが、インターネット環境があれば仕事が可能で、居住エリアに制限のないフリーランス・個人事業主の方々の場合は、わざわざ税金の高い日本に住
東大医学部を卒業し、3大難関国家資格(医師国家試験・司法試験・公認会計士試験)までも制覇した河野玄斗氏。その実績から「天才」や「神脳」と評されますが、同氏は「決して超人的な記憶力や特殊能力があるわけではなく、ただひたすらに、『勉強の仕方がうまい』だけ」と語ります。河野氏の著書『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』(2018年刊行、KADOKAWA)より一部を抜粋し、今回は「暗記術」を見ていきましょう。 暗記するうえで「反復」は必須 どんな科目でも、最低限の暗記なしには成り立ちません。そして、暗記で点数を稼ぐためには、何よりも反復が大切になります。なぜなら、人間は忘れる生き物だからです。 ここで人間の記憶について、簡単にお話ししておきます。 人の記憶を分類すると、「短期記憶」と「長期記憶」の2つに分けることができます。どんな情報も最初は、海馬という脳の器
かつて採用の現場では学歴が重視されていましたが、2000年頃にソニーが始めた革新的な採用方法を皮切りに、学歴ではなく「人物」を重視する採用にシフトしていました。ところが今になって、大企業を中心に「学歴重視」の採用が増加しているというのです。深刻な人手不足のなか、なぜ学歴重視へ回帰しているのか。東京エグゼクティブ・サーチの代表取締役社長・福留拓人氏が、その理由と懸念点を解説します。 大企業を中心に急速に「学歴重視」に回帰している 最近の採用市場を見ていると、新卒(定期)・中途にかかわらず、学歴偏重の傾向を感じるようになりました。学歴に応じて差別に近い対応をするのは、おおむね大企業です。雇う側が採用にあたって学歴を重視するのは自由ですが、行き過ぎた学歴偏重はいかがなものかと首をかしげたくなります。 そうした危惧の声は、筆者のような人材コンサルタントだけでなく、採用事情に詳しいジャーナリストから
「つくれば売れた」時代は過ぎ去り、いまや「絶対に買いたいものはあまりない」時代。従来の考え方で商品を開発し販売しようとしても、かつてのようなヒットを望むことはできません。モノを売るには、今日において求められるマーケティングを考える必要があります。そもそも、マーケティングとは何なのか。中島広数氏の著書『グローバルで通用する「日本式」マーケティング術』(日本能率協会マネジメントセンター)より一部を抜粋し、大前提となる知識を見ていきましょう。 マーケティングとは何か グローバルマーケティングについて説明する前に、「マーケティングとは何か」について説明します。 私にとっての基本教科書とも言える『マーケティング戦略』(有斐閣アルマ)によると、マーケティング自体は、19世紀末から20世紀初頭にアメリカで生まれています。 広告や販売員管理など既に19世紀末に見られていた部分的マーケティング活動が、20世
東大医学部を卒業し、3大難関国家資格(医師国家試験・司法試験・公認会計士試験)までも制覇した河野玄斗氏。河野氏は、著書『東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法』(2018年刊行、KADOKAWA)にて「点数を底上げするための技」を紹介し、そのなかで“手段が目的化しないように気をつけて”とアドバイスしています。本書より一部を抜粋し、その典型例と対処法を解説します。 注意すべき“手段の目的化”…その典型が「まとめノートづくり」 さて、手段の目的化で一番多いのが「まとめノートづくり」です。「まとめノート」とは、教科書や板書の内容や、学校で配布されたプリントなどをノートにあらためて書き写したものです。 まとめノートを作る際、色ペンできれいに文字を書き分けたり、重要部分を囲ったり、図解やイラストを描いたりと、こだわり過ぎる人が出てきます。しかしこれこそが、大学合格や
2024年1月1日に食道がんで亡くなった人気経済評論家の山崎元さん。「余命3カ月」を宣告され闘病中だった山崎さんが、これから社会に出る息子へ、そして読者たちに伝えたかったこととは? 遺作となった『経済評論家の父から息子への手紙』(Gakken)から、ご紹介します。 「頭のいい奴」、「面白い奴」、「本当にいい奴」と付き合う 人間関係は重要な資産だ。一般に、自分を変える方法は、付き合う人間を変えるか、時間の使い方を変えるかの2通りだと言われている。 付き合うと好影響をもたらす「頭のいい奴」、センスが良くてチャンスを引っ張ってくる「面白い奴」、真に心を許せる「本当にいい奴」、と積極的に付き合おう。そのためには、自分が3種類のどれかの人間になる必要がある。 人間関係の基本は「時間厳守」と「爽やかな挨拶」 なぜ重要かは知っているはずだ。引き続き実行せよ。 勉強会は幹事を引き受ける 人脈と知識を拡げる
昨年までアメリカ、中国に次ぎ第3位を維持していた日本のGDPですが、最新の発表でドイツに抜かれ、4位に転落。2026年にはインドにも抜かれると予測されています。しかし、この状況に嘆くのはまだ早く、10年後には日本は10位にも入らないという予測もあるのです。本記事では、山田順氏の著書『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)より、今後の日本経済についての考えをご紹介します。 繁栄と貧困を分けるのは政治経済の制度 バブル崩壊後の30年あまり、日本の政治は、日本が抱える最大の問題「少子高齢化による人口減少」を放置し続けてきた。冷戦が終わり、世界がグローバル化し、さらにITによるデジタルエコノミーが進展したというのに、それに適応しようとせず、「昨日と同じ明日」を続け、ガラパゴス化を加速させてしまった。 政府がやったことは、バラマキによる企業と国民の救済だけ。その結果、日本経済は社会主義としか
人生100年時代といわれて久しい昨今、60歳で定年を迎えた後も再雇用で働くつもり、または働いている、という人は多いでしょう。ただ、再雇用は多くの場合、給与額が大幅に減ってしまうのが悩みどころ。そこで、再雇用で減った給与を補う「給付金」について、具体的な事例を交えてみていきましょう。株式会社よこはまライフプランニング代表取締役の井内義典CFPが解説します。 再雇用だと年収がほぼ半減…定年間近・Aさんの「悩み」 Aさん(男性・59歳)は、もうすぐ定年を迎えようとしています。25歳で就職してから35年近く会社に勤務し、2024年4月で60歳になります。 現在は月収が50万円、賞与が年間150万円で年収750万円。定年後も65歳まで再雇用で勤務可能ですが、月収が28万円、賞与が年間60万円程度で年収は400万円と大幅に下がるそうです。 Aさんはこれを聞いて、「そんなに給与が下がるなんて、やってられ
老後2,000万円問題といわれて久しいですが、「老後資金の準備? 退職金ももらえるし、自分は大丈夫だろう」と楽観的に考えている人も少なくありません。ただ、ひとくちに退職金といっても、受け取り方次第で大きく手取り額が変わってくるため、注意が必要です。今回、具体的な事例をもとに、「損をしない退職金の受け取り方」についてみていきましょう。石川亜希子FPが解説します。 退職金は「受け取り方法」で手取り額が変わってくる 定年間近のAさん(59歳)。年収800万円で、退職金の見込み額は1,700万円です。定年退職が近づくなか、退職金の受け取り方法や、その後の生活について考えることが増えてきました。 Aさんの会社では、2つの退職金の受け取り方があります。一時金として一括で受け取るか、年金型として分割で受け取るか、です。 Aさんの子どもはすでに社会人であり教育費の支払いは完了しているほか、住宅ローンも完済
ネット上でたびたび話題になる、道に置いてある(捨てられている⁉)赤い封筒。「絶対拾うな!」と注意が呼びかけられていますが、一方で、赤い封筒がポストに入っていたという投稿も。その正体も、実に恐ろしいものでした。みていきましょう。 ある日、突然自宅のポストに届けられる「赤い封筒」その正体は? ネット上で、たびたび話題になる「赤い封筒を拾ってはいけない!」という話題。なにかの怪談話かといえば、そうではなく、中国や台湾などでみられた古い風習である「冥婚」によるもの。 「冥婚」とは「生きている者と死者、または死者同士が結婚すること」で、古くは「亡くなった女性をかわいそうに思う家族が女性の写真や髪を入れ、拾った男性と結婚させる」という風習があったのだとか。 いまはほとんどなくなった風習だといいますが、台湾を旅行中の日本人が旅先で道端にポツンと置いてあった赤い封筒をSNSに投稿したことで、日本でも知られ
海外旅行中、「ああ、英語が話せれば…」と思う場面に遭遇したことがある人も多いのではないでしょうか。英語で心地よいコミュニケーションをとるのは簡単ではないと思われがちですが、「難しい文法は必要ありません。とりあえず自分の希望意思を伝えればいい」と、国内外さまざまな場所への旅行歴が豊富なファッションスタイリストの地曳いく子氏は言います。地曳氏の著書『大人の旅はどこへでも行ける 50代からの大人ひとり旅』より、詳しく見ていきましょう。 難しい文法は必要なし!旅を助ける3つの英語表現 難しい文法は必要ありません。とりあえず自分の希望意思を伝えればいいのです。それにはとにかく「プリーズ」と「サンキュー」そして「ハロー ハウ アー ユー?」、この3つの言葉でたいていは乗り切ることができます。 何か欲しい時には「物の名前+プリーズ」、欲しいものを指さして「ディスワン プリーズ」と言えばいいのです。それと
『家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択』の著者である稲垣えみ子さんは、さまざまな家電を手放しました。生活必需品だと考えていた洗濯機も捨て、タライ1個での手洗いライフにチェンジ。そこで気づいたという「便利なもの」が持つ別の側面について、著書から一部抜粋してご紹介します。 便利なものを使うのをやめて、初めて知った事実 炊飯器をやめた。電子レンジをやめた。掃除機をやめた。洗濯機をやめた。冷蔵庫をやめた……もちろんいずれも決死の覚悟。 何しろこのどれ一つとしてそれなしの人生なんて経験したこともなく、これなくしてどうやって家事が成り立つのか想像したことすらなかった。どれほど大変なことが待ち受けているのかと超ビクビクと怯えながらの決断だった。 ところが。いざやってみたら、全くどうってことなかったのだ。それどころか、どんどん家事がラクになってきたのである。 もちろん混乱した。 そして必死に考
ChatGPTの出現で注目が集まっている「生成AI」。GoogleやMicrosoftなども参入し、さらなる進化が見込まれる一方で、いまある仕事の多くが生成AIに代替されると予想され、世界で3億人が失業、300業種が奪われるとの予測も…。生成AIの普及によってどのようなビジネスが破壊され、どのような職業が淘汰されるのか。予想される事例の一つを、田中道昭氏の著書『生成AI時代 あなたの価値が上がる仕事』(青春出版社)より一部抜粋して紹介します。 生成AIの台頭でプログラマー界に激震 現代の花形職業といえば、IT時代を象徴するプログラマーですが、このプログラマーの世界が大きく揺れています。実は、生成AIの得意分野にプログラミングがあるのです。 チャットGPTやバードといったテキスト生成AIは、膨大な量のデータを読み込ませて事前学習させています。このデータのなかに、プログラムも入っているのでしょ
株式投資で財産を築くには、元手となる資金とたくさんの勉強が必要なのは当然のこと。しかし、それらを最小限にして、最短で利益を得られる方法があるかもしれません。『トイレスマホで「無限10倍株」 3年9ヵ月で5975万円を稼いだ投資術』(KADOKAWA)の著者であり、兼業・個人投資家のテンバガー投資家X氏が、「少ない元手で」「時間がなくても」ローリスクハイリターンをねらえる究極の投資術を紹介します。 「自分に合う」投資がなかなか見つけられない… 株式市場には常に、ブームともいえるようなさまざまな波がやってきます。たとえば、2023年は、ChatGPTをはじめとする生成AIやアフターコロナの経済正常化、ラグビーワールドカップといった投資テーマで、関連銘柄の株価が盛り上がりました。こうした投資テーマは、息の長いものもあれば、あっという間に終わってしまうものもあり、常に入れ替わっています。 それまで
インデックス投資をする人の間で高い人気を誇る株式指数「S&P500」。しかし、投資研究家の児玉一希氏は、「S&P500にも危険な側面がある」といいます。児玉氏の著書『株式投資2年生の教科書』より、詳しく見ていきましょう。 「S&P500」の過去30年の株価を見てみると… 世界最強といわれる米国S&P500そのものにも落とし穴があります。まず30年間で約12倍になっているS&P500ですが、その途中には長期の停滞局面があります。 代表的なのが2000年のITバブル崩壊。当時流行したネット企業の株バブルが弾けることで、高値から40%以上暴落しました。3年かけてこの期間に積立投資をした人は、ひたすら下落し含み損が拡大する中で投資を続けていたということです。なかなかのメンタルですよね。 2008年のリーマンショックでは高値から50%以上、それも金融機関の破綻を伴って下落しました。さらに当時は米国経
「売上を上げてきたのに、利益がほとんど変わらない。」「同じルールの下で同じ商売をしているのに、ものすごく儲かっている会社と倒産していく会社があるのはなぜか?」…このように考える中小企業の経営者やスタートアップの代表は多いでしょう。27才で売上高1億5千万円、自己資本比率15%の電気工事会社を父から引き継ぎ、その後、売上22億円、経常利益2億円、従業員240人の会社にまで成長させた株式会社九昭ホールディングス代表取締役・池上秀一氏の著書『資金繰りの不安がなくなり、自己資本比率が上がる! 付加価値額の教科書』(イースト・プレス)より、池上氏の経験に基づき導き出された経営メソッドを、一部抜粋して紹介します。 全国400万社以上の中小・零細企業が“半分”になる 「売上が100億円くらいないと企業は生き残れない」と本書でお伝えしていますが、根拠なく言っているわけではありません。私なりに感じているもの
終わりの見えない物価高。暮らしに欠かせないものが大きく値上がりしているため、特に年金が頼りの高齢者への影響は多大なものでしょう。本記事ではAさんの事例とともに、そんな年金生活者をわずかながらサポートする制度について、社会保険労務士法人エニシアFP代表の三藤桂子氏が解説します。 高齢期の生活を支える年金が少ない… 公的年金は、「2階建て年金」といわれています。日本に住所を有する20歳から60歳の人は、国民年金の第1号から第3号のいずれかに属しています。国民年金の第2号被保険者である、会社員や公務員などの人には、上乗せである厚生年金保険に加入し、2階建て部分も受け取ることができます。 国民年金第1号被保険者である、自営業者やフリーランスの人と第3号被保険者である、専業主婦(夫)、第2号被保険者の被扶養配偶者には上乗せの年金はありません。2023年度の老齢基礎年金(国民年金)の満額は年額79万5
近年、フリーランスや個人事業主が増加していますが、ぜひ知っておきたいのが「マイクロ法人」を作ることによる節税対策です。本記事ではマイクロ法人を作ることによってどれぐらい社会保険料が減らせるのかを、具体例と共に辻哲弥氏(税理士法人グランサーズ代表社員)が分かりやすく解説します。 「個人事業」と「法人」を両方持つことで税金を削減できる 近年になって、フリーランスや個人事業主が増加しています。これはコロナ禍の影響や労働人口の減少、クラウドソーシングの普及などが背景にあると考えらます。 人によってはかなり儲けも出ていると思われますが、ここで気になるのが税金のことです。個人だと法人ほど節税対策があるわけではないので、基本的に節税は難しくなります。ですが、実は、個人事業と法人を両方持つことで、ドカンと上がるはずの税金をガツンと減らすことができます。 そこで出てくるのが、「マイクロ法人」です。上手く活用
コーヒー豆のひき具合で、コーヒーの濃度は変わります。自分好みのコーヒーを飲むために、コーヒー豆を挽くミルの選び方をみてみましょう。家庭でも挑戦できるおいしいコーヒーの淹れ方について、著書『至高のコーヒーの淹れ方』(エクスナレッジ出版)より、畠山大輝氏が解説します。 コーヒー豆は粉にすると劣化が早まる コーヒーを淹れるとき、豆の状態ではなく、粉の状態にするのはなぜでしょう。 コーヒー豆の中にはハニカム(蜂の巣状)構造の部屋が無数にあり、その1つ1つにコーヒーの成分が収まっています。コーヒーを淹れるとき、コーヒー豆を挽いて(粉砕して)粉にしてからお湯を注ぐのは、無数に連なるハニカム構造の部屋の壁を破壊することで、中にあるコーヒーの成分とお湯とを触れ合いやすくするためです。 これは見方を変えれば、コーヒー豆は挽いたときから急速に劣化が進行するということでもあります。この劣化には2つの面があって、
勉強する際に付箋やマーカーを引いてインプットする人は少なくないのではないでしょうか? しかし、大人の脳の使い方としては少々非効率のようです。果たしてその理由とはいったい何なのか、著書『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方』(サンマーク出版)より、 加藤俊徳氏が解説します。 付箋を貼っても線を引いても残念ながら覚えられないワケ 勉強をする際、テキストの大事なページに付箋を貼ったり、重要な言葉や文章に蛍光ペンなどで線を引いたりする人は多いと思います。 しかし、これも残念ながら、学生時代とは脳の仕組みが変わっているので、大人脳には効果的ではありません。 大人の場合、付箋を貼ったり線を引いたりして得られるのは、“やった気分”だけで、しっかり記憶に残すことはできないのです。 なぜなら、働いている脳番地が少ないから。 「お、ここは重要そうだな」というセンサーが働いて、忘れないようにと付箋を貼る。
「定年退職か再雇用か」「年金はいつから受け取るか」……50代から60代は、年金制度や各種手当について知っているかどうかで「老後の手取り額」が大きく変わってきます。そこで、牧野FP事務所の牧野寿和CFPが、65歳までに知っておきたい“もっともおトクな退職の時期”とその理由を解説します。 ピーク時年収1,000万円のAさんが、同期を羨んだワケ Aさんは、1958年11月生まれの65歳です。大学卒業後は、都内に本社を置く通信機器販売業のC社に勤めていました。Aさんは主に営業畑を歩み、まじめで熱心な仕事ぶりが認められ、60歳で営業部長(年収1,000万円)として役職定年を迎え、その後は年収550万円で一般職として後進の指導に当たりました。 65歳のAさんはこのたび退職金1,400万円を受け取り、定年退職※したところです。 ※ 65歳定年企業は52,418社(22.2%)、中小企業では22.8%、大
新制度のスタートによりますます注目が集まるNISA。近年、資産形成の手段として金融機関からもおすすめされることも多いようです。しかし、自分の目的に合わない金融商品を選んでしまうことで、かえって資産が減ってしまうケースも……。本記事では、鎌田さん(仮名/69歳)の事例とともに、NISAを始める際の注意点についてFPの小川洋平氏が解説します。 退職金でNISAを始めたが… 鎌田さんは60歳で長年勤めた大手企業を退職したあと、65歳まではゆったりと自分のペースで働ける企業へ再就職し、65歳から公的年金を受け取って生活していました。 そんな鎌田さんは、60歳で退職金を受け取り、1年後、退職金が振り込まれた口座のある銀行からNISAのメリットについて説明を受けました。長生きの時代には必要と考え、これまで無縁だった投資を始めたのでした。 提案を受けたのが「毎月お小遣いのように分配金を受け取ることができ
30年近く続いたデフレを脱し、インフレへと移行しつつある日本。企業の収益は異次元のスピードで増大し、巨額の余剰資本が株式市場に流れ込むとみられています。今回は、若林栄四氏の著書『The Ultimate Prediction 2028年までの黄金の投資戦略』(日本実業出版社)より一部を抜粋し、「新たなブルマーケット」が到来しつつある現状について解説します。 30年間続いてきたデフレの裏返し いまもプロも含めて日経平均の33年ぶりの上昇に懐疑的な人が結構いるようだが、これは日柄やシンクロなどサイクルを勉強していない人にはわからない。なぜ日本株はこんなに上がるのか。外国人が買ってくるだとか、そういうことではない。 問題は何が起こりつつあるのかだ。 その正解とは、脱デフレに他ならない。30年間続いてきたデフレの裏返しとして、インフレが到来してきているとする認識である。 そうすると何が起こるのか?
プレゼンにおけるスライド作りや文章も、ChatGPTと相談しながら作成することで効率的に準備を進めることができます。文章やデータに至るまで、説得力のあるプレゼンにするために、ChatGPTはどのような提案をしてくれるのでしょうか? AI活用コーチとしても活躍する谷口恵子氏の著書『AI仕事革命 ‐ChatGPTで仕事を10倍効率化‐』(リチェンジ)より、ChatGPTを活用したプレゼン資料の作成方法をみていきましょう。 プレゼン資料の文章を作成しよう プレゼン資料の骨子ができたら、引き続きChatGPTに手伝ってもらって、プレゼン資料に載せる文章を作りましょう。 【プロンプトの型】 以下の構成に沿って、プレゼン資料に載せる文章を作ってください。 ・各スライドの見出し部分は30文字以内、内容部分は合計200文字以内で文章を入れてください。(1) ・複数のポイントを記載する場合には箇条書きにして
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『富裕層向け資産防衛メディア | ゴールドオンライン』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く