日曜日の朝、K嬢から耳よりなニュースが入る。 K嬢「先生、昨日上野の東博の故宮展に行ったのですが、乾隆帝菩薩画像来てましたよ」というので、急遽、午後は上野「北京故宮博物院200選」にいくことにする。 前エントリーでも連呼したが、乾隆帝菩薩画像は私の研究対象で三種類あり、今回来日する画像のタイプは一作例しかなく、去年北京まで行ったのにデジタル画像しかみせてもらえなかった因縁の画像である。 拙著『清朝とチベット仏教』にはデジタルで読み取れる範囲のものをのせたので、五体の仏の名前が謎のまま残っている。現物が見られるとあっては当然出撃せねばなるまい。 展示の行われる平成館にいく道には立て看が二つ据えられており、それは「乾隆帝大閲図」と「乾隆帝菩薩画像」であった。 カンバンの絵は実物より拡大されているので、このカンバンをみると乾隆帝菩薩画像中の小さな仏の銘文も読み取れる。しかし、この元になったデータ
18日、中国国家文物局の単霽翔局長は、修復作業終了後、北京市の故宮博物院の対外開放区域を現行の30%から70%に拡大すると発表した。写真は故宮博物院。 2010年8月18日、中国国家文物局の単霽翔(シャン・ジーシアン)局長は、修復作業終了後、北京市の故宮博物院の対外開放区域を現行の30%から70%に拡大すると発表した。19日、北京晨報が伝えた。 【その他の写真】 18日午後に開催された「皇室園林保護と世界都市建設国際対話フォーラム」で発表された。故宮の理想的な入場客数は最高で3万人だが、現在は飽和状態。最高で1日13万人が入場したこともあるという。開放区域拡大は混雑緩和を目指してのもの。2020年の故宮修復作業完了後に実施される見通しだ。 現在の未開放区域は研究機関や管理機構のオフィスとなっているほか、未修繕のために開放できない場所もあるという。開放区域拡大に伴い、故宮に居を構える公的機関
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