物事には必ずコインのように表と裏がある。それはビジネスも然り。詐欺や裏取引、あるいは法の網を巧妙にかいくぐったグレー商法……。もちろん、それらは断罪されてしかるべきだが、そんな「裏」から若きビジネスパーソンが学ぶことは多い。人々が何を欲し、社会には何が足りないのか。つまり、日本経済の「裏」を知ることができるからだ。 火曜日の時事日想は、テレビ、全国紙、週刊誌といういわゆるニュースの現場を経験してきただけではなく、実話誌などで裏ビジネスなどの取材を続けてきた筆者が、巷にあふれる事象を「裏」から読み解いていく。 世の中には口にするのも憚(はばか)られるというか、ちょこっとふれただけでも袋だたきにされるテーマがある。 最近では「南京事件」がこれにあたる。2月、名古屋市と友好都市である中国・南京市の使節団が表敬に訪れた際、河村たかし名古屋市長が「いわゆる南京事件はなかったのではないか」と口にして大
トップ > 愛知 > 2月21日の記事一覧 > 記事 【愛知】 「真実を言わないかん」 南京発言、日中間の討論呼び掛け Tweet mixiチェック 2012年2月21日 ◆名古屋市長会見詳報 名古屋市の河村たかし市長は20日、姉妹都市・南京市の中国共産党幹部らに「南京大虐殺は無かったのではないか」と発言したことに関し、その後の定例会見で「姉妹都市だからこそ、真実を言わないかん」と述べ、討論会など日中間の議論を深めていく考えを強調した。要旨は次の通り。 (酒井和人) -幹部への発言はどういう意図か。 旧日本軍が30万人の一般市民を虐殺したと語り継がれて(南京には)記念館まである。日本国の子孫のため(歴史認識を)真実へと正すのは63歳のじいさまの社会的、政治的使命だと思っとります。 -討論会はどういうイメージか。 何人か、私も行きますけど、南京で開くのがいい。論点を三つか四つぐらいに絞って
中国共産党南京市委員会常務委員(左)と談笑する河村たかし名古屋市長=名古屋市役所で2012年2月20日午前9時53分、福島祥撮影 名古屋市の河村たかし市長は20日、表敬訪問を受けた同市の姉妹友好都市である中国・南京市の共産党市委員会常務委員らの一行8人に対し、1937年の南京事件について「通常の戦闘行為はあって残念だが、南京事件というのはなかったのではないか」と発言した。 河村市長は旧日本兵だった父親が南京で45年の終戦を迎え「温かいもてなしを受けた」と話していたことを明かし「8年の間にもしそんなことがあったら、南京の人がなんでそんなに日本の軍隊に優しくしてくれたのか理解できない」などと述べた。 さらに「真実を明らかにしないと、とげが刺さっているようなものでうまくいかない。一度、討論会を南京で開いてほしい」と求めた。 南京事件を巡り河村市長は09年9月の市議会一般質問でも「一般的な戦闘行為
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