Jominian @Jominian 銅銭ってのは滞留しやすい。選銭も横行するし。だから、その時代の経済はデフレ圧力が掛かりやすい。それを緩和するのが他の商品貨幣なのだろう。しかし、滞留してるっても、なくなるわけじゃなくて積み上がってるだけだから、一気に吐き出されるとインフレになりそうだな 2012-05-31 08:32:15
ここ1,2年、中国は独自の発展モデルを持っているとか、ワシントンコンセンサスから北京コンセンサスだとか、いや中国を初めとしてこれからは国家資本主義の時代だとかいった議論がかまびすしい。しかし、本書はそのようなその時々の情勢に影響された時論や、あるいは現政権の正当性を追認するだけような底の浅い議論が吹っ飛んでしまうような重量級の実証研究である。 汲古叢書99 明清中国の経済構造 作者: 足立啓二出版社/メーカー: 汲古書院発売日: 2012/02/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 著者の足立氏はよく知られるように、1998年に出版された『専制国家史論―中国史から世界史へ (叢書 歴史学と現在)』が話題となった際に、西尾幹二氏や坂本多加雄氏といった人々−端的に言えば「新しい歴史教科書をつくる会」関係の人々−にその議論が積極的に評価される、ということがあった。そ
梶谷懐 KAJITANI Kai @kaikaji 吉澤誠一郎氏の『清朝と近代化』岩波新書には、通俗的な「停滞」イメージに反し19世紀後半の清国経済は国内流通の整備と一次産品の輸出増大、海外からの華僑送金で活性化し成長していたと書いている。ただこれはむしろ18世紀前半の「大分岐」により生産力に差がつき一次産品に比較優位を持つように 2011-11-20 22:52:23 梶谷懐 KAJITANI Kai @kaikaji (続き)なったことと、世界的な金本位制への流れで銀貨が下落を初め、銀を本位通貨とする清朝に長期的なインフレ圧力が働いたことの効果でかなり説明が可能だと思うのだが。数量経済史などではこの点は強調されていないのだろうか。 2011-11-20 22:54:01 梶谷懐 KAJITANI Kai @kaikaji 18世紀前半→19世紀前半の誤りです RT 吉澤誠一郎氏の『清朝
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